2007年05月09日

投打に圧倒して大勝

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズは吉井投手と成瀬投手が先発。中止になった日曜日の「幻のオーダー」とほぼ同様で、ズレータ選手が移籍後初の6番に入り、福浦選手とサブロー選手の3・4番でした。
 2回に先頭の里崎選手が二塁打を放つと、2試合ぶりの出場となったズレータ選手が9号2ランを放ってマリーンズが先制。さらに2死2塁から7連打で6点を追加し、この回打者12人の猛攻で一挙8点を選び、吉井投手を早々とKOします。また、里崎選手は1イニング2二塁打を達成しました。

 いきなりの大量援護をもらった成瀬投手は、その裏にローズ選手に安打されますが、そこから合併球団打線を抑え込みます。
 一方、打線は3回以降も安打を量産。3回に早くも猛打賞となった福浦選手を始め、サブロー選手・今江選手と猛打賞が三人出ます。そして5回終了時点で11対0となった時点で選手を大幅に入れ替え。最終的には福浦選手・里崎選手・青野選手以外は皆入れ替わります。ところが、その途中出場した選手がまた安打を量産。移籍後初安打を放った南選手など、計13人が25安打を放ちます。残塁が15もあったので「拙攻」のはずなのですが、安打数が多すぎて13点も得点しました。
 一方、ここ数試合はピリッとしない投球が続いた成瀬投手ですが、今日は合併球団打線を2安打1四球のみに抑えます。三振のほうも二桁の11を奪います。結局、プロ入り二度目となる完封で3勝目を挙げました。
 マリーンズは圧勝で2連勝。一方の合併球団は10連敗となっています。観客数は9千8百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ホークスはスウィーニー投手と杉内投手が先発。初回に多村選手の4号ソロで先制したホークスが、2回にはブキャナン選手の7号2ランで追加点。その後も着実に加点します。一方、杉内投手は6安打1四球ながら、安打がつながったのは一度だけで完封。7対0とホークスが大勝しています。また、田中幸選手にも安打は出ませんでした。観客数は1万5千1百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ライオンズは田中投手と涌井投手が先発。初回に中島選手の3号2ランで先制したライオンズが2回に中村選手の2号ソロで加点します。しかし、5回にイーグルスも3連打で満塁とし、鉄平選手の走者一掃となる適時二塁打で同点となります。ところが田中投手は追いついてもらった直後の6回に四球と安打で走者をためると、細川選手に2点適時二塁打が出てライオンズが勝ち越し。7回にも1点を追加すると、8回には二番手の戸部投手が4点を失い、ライオンズが大差に。涌井投手は9回に山崎武選手に13号2ランを喫するも、完投で6勝目を挙げています。観客数は1万2千4百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ベイスターズは館山投手と加藤投手が先発。同点で迎えた8回表に、前の回から登板していたホセロ投手が来日1号を放ち、ベイスターズが勝ち越します。ところがそのホセロ投手が、その裏に連打と犠打で1死2・3塁に。ここでベイスターズは8回ながらクルーン投手を投入しますがこれが裏目に出て、真中選手が逆転となる1号3ランを放ちます。9回は高津投手が抑え、スワローズが7対5で勝利。ホセロ投手は来日1号と同時に来日初黒星となってしまいました。観客数は1万3千5百人ほどでした。
 福山のカープ対ドラゴンズは青木高投手と朝倉投手が先発。2回に李選手の適時打で先制したドラゴンズが、続く3回に打者一巡で5点。4回にはウッズ選手の場外となる13号2ランも出て4回で8得点。カープも5回に4点を取って反撃しますが焼け石に水で、その後も点を重ねたドラゴンズが16対4と圧勝しています。観客数は1万1百人ほおどでした。
 甲子園のタイガース対読売はジャン投手と福田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千6百人ほどでした。

2007年05月09日 00:16