2007年04月04日

終盤に冷や汗も、二日続けて苦手投手を打って連勝

[ 野球 ]

 今日も携帯メール観戦。大阪ドームの合併球団対マリーンズは平野佳投手と小野投手が先発。昨日のデイビー投手ほどではないとはいえ、昨年はマリーンズ打線は平野佳投手に防御率1.80と抑えられ、対合併球団負け越しの原因となっています。
 その平野投手に対し、今日もマリーンズ打線は抑えられてしまいます。一方、小野投手は立ち上がりからいきなり1死1・2塁に。先週は初回に打込まれましたが、今日はここから中軸を抑えて0点に。続く2回も再び1死1・2塁とされますが、ここも併殺で切り抜けます。
 打線は3回に根元選手が初安打し、さらに盗塁と内野ゴロで1死3塁と先制機を迎えます。ここで昨日3安打2打点の今江選手がスクイズを敢行するも本塁タッチアウト。バレンタイン監督は猛抗議するものの、判定は覆りません。

 一方、小野投手も3回から6回まで無安打投球。6回を終わって両チームあわせて3安打という投手戦のまま終盤を迎えます。そして迎えた7回、先頭は昨日の好成績で2番に上がった早川選手。ここで起用に応え、二塁打を放ちます。そして続くズレータ選手が右翼に3号2ランを放ち、ついにマリーンズが先制します。
 続く8回表、二番手の金子投手に対し、1死から青野選手と今江選手が連打。さらに2死後、先ほど先制機を作った早川選手が、今度は走者一掃の適時三塁打。古巣相手に2安打2得点と連日の活躍。そして結果的にこれが決勝点となります。
 8回まで3安打無四球と完封ペースだった小野投手ですが、9回、先頭のラロッカ選手に二塁打を打たれます。さらに続くローズ選手に4号2ランを喫し、2点を返されてここで降板。ローズ選手は通算1,000打点となっています。
 そして小林雅英投手が上がるものの、代わりばなに北川選手に2号ソロを打たれ、1点差とされます。しかしそこから三人を内野ゴロに抑え、4対3でマリーンズが逃げ切っています。観客数は9千人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスはグラマン投手と杉内投手が先発。4回に先頭の多村選手の右翼線際の当たりが、まずい守備もあって三塁打に。そして続く松中選手が適時打を放ち、ホークスが先制します。さらに続く5回は、今度は多村選手と松中選手の連続適時打で2点を追加します。ところがその多村選手、次の打席で一塁に駆け込んだ際に足を痛めて途中交代。10試合目で「十八番」が出てしまいました。
 杉内投手は何度か得点圏に走者を進めるものの、そこからは抑え、7回を5安打1四球無失点。春の紅白戦からいまだに無失点とのことです。その後は柳瀬投手と馬原投手で完封リレー。ホークスが3対0で勝っています。観客数は9千9百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ファイターズは牧野投手とスウィーニー投手が先発。2回にセギノール選手の4号ソロでファイターズが先制し、7回にも2点を追加。一方、スウィーニー投手は7回を3安打2四球無失点に抑えます。そして8回は武田勝投手が抑え、続く9回はマイケル中村投手が登板。ところが、これが大誤算でフェルナンデス選手に本塁打を打たれた後、2死満塁から鉄平選手が2点適時二塁打を打ってイーグルスが追いつきます。そして延長に入って迎えた12回裏、1死1塁から礒部選手が左翼線を抜く二塁打を放ち、イーグルスがサヨナラ勝ちで3連勝としています。観客数は1万1千3百人ほど。今日も平日のデーゲームにも関わらず、リーグ最多の入りでした。

 広島のカープ対ベイスターズは長谷川投手と加藤投手が先発。同点で迎えた6回に村田選手の1号ソロでベイスターズが勝ち越しますが、その裏、嶋選手の適時二塁打でカープが追いつき、さらにこの回三人目となった那須野投手に対して前田智選手が勝ち越し適時打を放ってカープが逆転。その後、細かい継投の後、最後は永川投手が抑え、3対2でカープが勝っています。観客数は1万人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは金刃投手と長峰投手が先発。2点を追うドラゴンズは6回にウッズ選手の2ランで追いつきます。そして同点のまま迎えた9回、豊田投手に対して1死から走者を二人置いて、森野選手が3試合連続本塁打となる3ランを放ち、ドラゴンズが勝ち越し。その裏は岩瀬投手が抑え、6対3でドラゴンズが勝っています。観客数は4万2千1百人ほどでした。
 なお、神宮のスワローズ対タイガースは雨で中止でした。

2007年04月04日 23:50