2007年04月03日

小林宏投手、前回に続く好投で通算50勝

[ 野球 ]

 今日は携帯メール観戦。大阪ドームの合併球団対マリーンズはデイビー投手と小林宏之投手が先発。試合前に、脇腹を痛めた福浦選手の登録抹消が発表。替わって足を痛めて出遅れていたワトソン選手が合流し、2番指名打者で出場しました。
 昨年、デイビー投手の対マリーンズ戦防御率は0.47とほぼ完璧に抑えられていました。しかし今日は2回、1死から大松選手が安打すると、2死後に根元選手と今江選手の連打でまず先制。さらに早川選手が四球を選んで満塁にした後、西岡選手の内野安打で2点目を挙げます。

 前回の初登板では9回4安打無四球無失点の好投ながら援護のなかった小林宏投手でしたが、今日も前回同様の投球内容。最初の一巡を完璧に抑えます。すると4回、先頭の里崎選手が二塁打を放つと、今江選手が二打席連続の適時打となる三塁打を放ち、さらに1点を追加します。
 5回まで1安打投球だった小林宏投手ですが、6回に先頭の大引選手に安打されと、続く前田選手に今季初となる四球を出し、さらに足を痛めて一度ベンチに戻って治療を受けます。しかし、大事にはいたらず、犠打で1死2・3塁とこの試合初の危機を迎えますが、そこから阿部真選手、さらに開幕から絶好調のラロッカ選手を打ち取り、得点を与えません。結局7回を2安打1四球無失点と前回に続く好投でした。
 打線はデイビー投手から10安打を放つも3点止まり。しかも7回から登板の本柳投手に完璧に抑えられます。さらに8回は2番手の薮田投手が1点を失います。しかし9回裏に登板した小林雅英投手は先頭打者に四球を出したものの、あとは3人で抑えて試合終了。3対1でマリーンズが勝っています。小林宏投手はこれで通算50勝となりました。
 やや拙攻気味だったとはいえ、昨年の「天敵」を打っての勝利は大きいかと思われます。観客数は9千4百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは涌井投手と新垣投手が先発。ライオンズは不振のカブレラ選手を外し、リーファー選手を四番に入れました。それが当たり、初回に2死2塁からそのリーファー選手に適時打が出てライオンズが先制します。一方、涌井投手は立ち上がりが悪く、その後も走者は出しながら、ホークス打線を抑えます。そして1対0で迎えた6回裏、ライオンズが栗原選手の適時打と石井義選手の犠飛で2点を追加します。ホークスは8回に小久保選手が2試合連続となる3号2ランを放って1点差に迫りますが、反撃はここだけ。以下、三井投手・小野寺投手が抑え、ライオンズが3対2で逃げ切っています。観客数は1万4百人ほどでした。
 平日ながら、仙台の夜の寒さの関係からデーゲームで行われたイーグルス対ファイターズは有銘投手と八木投手が先発。3回にフェルナンデス選手の2点適時打でイーグルスが先制し、ファイターズもセギノール選手の3号ソロで反撃するなど追い迫り、3対2で7回を迎えます。ファイターズは前の回から二番手の押本投手が上がっていましたが、この回簡単に2死を取るも、そこから満塁にした後、山崎武選手の3点適時三塁打が出るなど一挙に4点を追加。そのまま7対2でイーグルスが勝ち、今季初の連勝を飾っています。観客数は1万9百人ほど。地方都市の平日屋外デーゲームながら、大阪のナイターを上回っています。まあ、両主催球団の人気の差なのでしょう。

 神宮のスワローズ対タイガースは石川投手とジャン投手が先発。0対0で迎えた5回表、1死からジャン投手の内野安打をきっかけに3安打でタイガースが満塁とし、打席には本日誕生日の金本選手。ここでバックスクリーンに2号満塁本塁打を放ち、タイガースが一挙に4点を先制します。その裏、スワローズも4安打で3点を返しますが、同点には追いつけません。タイガースは6回から一昨日と全く同じ橋本投手・久保田投手・ウイリアムス投手・藤川投手の継投。8回には金本選手の好返球に矢野選手の好ブロックと両ベテランの活躍もあり、タイガースが4対3で逃げ切っています。観客数は1万8千4百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは姜投手と山本昌投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万2千7百人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズは佐々岡投手と寺原投手が先発。2回に吉村選手の犠飛と古木選手の適時打でベイスターズが2点を先制、3回にも村田選手の適時打で追加点を挙げます。移籍後初登板の寺原投手は2回裏に嶋選手にソロを打たれますが、8回まで4安打1四球無失点と好投。カープも9回にクルーン投手から1点を返しましたが、反撃もそこまでで3対2でベイスターズが勝っています。観客数は1万7千7百人ほどでした。

2007年04月03日 23:35