2006年11月30日

井川投手、ヤンキースへ

[ 野球 ]

 ポスティングでの大リーグ移籍を目指していたタイガースの井川投手の交渉権をヤンキースが得ることになりました。順調にいけば松井秀喜選手とチームメイト、松坂投手・岩村選手と同一リーグの同一地区、という事にないります。もともと松井選手のおかげで注目度の高かったヤンキースの試合ですが、来年からはさらに注目度が上がりそうです。
 いずれにせよ、井川投手が大リーガー相手にどのような投球をするか楽しみです。個人的にも、これまで大リーグ入りした日本人選手の中では一番思い入れの強い選手なので、来年は大リーグを見る機会が増えそうです。

 さて、マリーンズが新外国人と来期のコーチ体制を発表しました。入団が発表されたのは、台湾・LaNewベアーズの呉偲佑(ウー・スヨ)投手で、今年は17勝3敗という成績だったようです。アジアシリーズではサムスン=ライオンズ戦に登板。初回にいきなり1安打と2四球で満塁としましたが、そこを凌ぐと、2ランを喫したもののその2点のみに抑え、チームのアジアシリーズ決勝進出に貢献していました。その時、まさか来年からマリーンズに入るとは思いませんでした。
 その呉投手の故郷の大先輩にあたる荘二軍コーチが来年から一軍ブルペン担当に。また、退団したロブソンコーチの後釜として高沢二軍コーチが一軍に上がりました。一方、荘コーチと入れ替わる形で園川コーチが二軍投手コーチへ。また、引退した諸積コーチは「二軍バント兼外車守備走塁コーチ」に就任しています。肩書きに「バント」がつくコーチというのはかなり珍しいでしょう。
 なお、時事通信が報じて以来、続報がなく心配していた立花コーチですが、「ヘッドコンディショニングコーチ」の肩書きとなることが正式発表されています。こちらの手法にも大いに期待したいところです。

 ところで、スポニチによると、フランコ選手・パスクチ選手・バーン投手が自由契約選手として公示されたとか。フランコ選手とパスクチ選手は昨年も契約の関係で一時的に自由契約選手になっていましたが、今年もそれと同じだといいのですが・・・。なお、ファイターズのセギノール選手・ホークスのズレータ選手といった主砲クラスの選手も、契約の問題で自由契約公示されるようです。

2006年11月30日 00:27