2006年11月15日

プロ野球コンベンション

[ 野球 ]

 14日にプロ野球コンベンションが行われ、MVP・新人王・ベストナインが発表されました。パのMVPはファイターズの小笠原選手。アジア一チームで打撃二冠ですから、ぶっちぎりでの選出かと思いきや、一位票はホークスの斉藤和投手のほうが上だったとの事でちょっと驚きました。セリーグはドラゴンズの福留選手。こちらにも打撃二冠のウッズ選手がいたわけですが、守備の貢献も加味されたのでしょうか。まあ、今年のドラゴンズは、主力選手を中心にチーム全体的な強さで優勝した感じですから、選ぶのは難しかったのかもしれませんが・・・。

 新人王はパがファイターズの八木投手でセがカープの梵選手でした。レギュラーシーズン12勝に加え、プレーオフ・日本シリーズで1勝ずつ、さらに勝ち星はつかなかったものの延長10回無安打無失点もあっただけに、ぶっちぎりと言ってもいいでしょう。セは他にドラゴンズの佐藤充投手やベイスターズの吉村選手もいて難しいところでした。それぞれ評価されている所が違うだけに、MVP同様に、誰が選ばれても・・・という感じでしょうか。
 ベストナインのほうはマリーンズでは里崎選手がチームで唯一の選出。ゴールデングラブとあわせて「二冠」となりました。優勝した年に何も取れなくて、4位の今年に、というのは珍しいものでしょう。最大の要因は城島選手の大リーグ移籍ですが、同時に橋本選手の不振も重要な原因かと思っています。
 それにしても、投票結果を見るとかなり奇妙な票があります。たとえば、一塁手で獲得した小笠原選手ですが、三塁手でも25票で2位です。そちらに投票した人は、今季の小笠原選手は一塁手より三塁手での活躍が大きかった、と評価しているのでしょうか。他にもほとんど左翼手での出場だったライオンズの和田選手にDHで票を入れる人もいるなど、オールスターファン投票ほどではないとはいえ、奇妙な票が気になりました。

2006年11月15日 23:59