2006年11月04日

三つの試合をTV見物

[ 野球 ]

 昼下がりに帰宅し、TVをつけたら神宮球場創建80周年記念試合のスワローズ対東京六大学選抜が行われていました。夜に日米野球に出場する青木選手も、六大学OBという事もあるためか出場していました。きちんとしたメンバーは分からないのですが、スワローズは他にも一軍選手が何人か出ていたようです。
 見始めた時はちょうど6回裏に六大学選抜が同点に追いついた所でしたが、直後の7回表に守備の乱れもあってスワローズが勝ち越し。そのまま逃げ切りました。なお、古田監督の代打出場もありました。観客数は2万3千人ほどでした。
 ファームの練習試合では、よく対アマチュア戦があるようですが、一軍チームがアマ選抜と試合をする、という企画はかなり珍しいのではないでしょうか。アマにとってもプロ若手にとっても励みになるように思われますので、今後も様々な形で行ってほしいものです。

 続いて見たのはマスターズリーグの開幕戦・大阪ロマンズ対東京ドリームス戦でした。先発は山田久志投手と江夏投手だったそうですが、TVをつけた時はすでに両投手とも降板していました。東京ドリームスの選手には、元タイガースの中野佐資選手や鮎川義文選手がいました。鮎川選手はタイガースからマリーンズに移籍していますから分からなくもないですが、中野選手は現在は故郷の栃木に住んでいるとはいえ、タイガース一筋の選手だっただけに違和感がありました。
 その中野選手は、打っては適時打を放ち、守ってもテキサス安打になりそうな当たりを一回転して好捕するなど、好守に活躍し、お立ち台に上がっていました。
 なお、外野席の応援団は基本的に大阪ロマンズの攻撃時のみ応援歌を演奏しますが、両選手の打席では応援歌の演奏がありました。
 なお、東京ドリームスは今年から元マリーンズの初芝選手が加入し、さっそく出場していました。これまでマスターズリーグは年に数試合TVで見るだけでしたが、今年は初芝選手を見に東京ドームにでも行こうか、という気分になりました。
 ところで、この大会は今年からソフトバンクが冠スポンサーになっています。したがって、たびごとにその名前が出てくるのですが、その名を聞いた時、「元ホークスの選手でも出てくるのか?」と一瞬思ってしまいました。

 夜は日米野球の第2戦。全日本の先発は読売の西村投手。防御率3.5はまあまあとはいえ、5勝7敗で先発ローテを維持したわけでもない投手をここで先発させる、というのは「全日本」としていかがなものなのでしょうか。そしてその西村投手はハワード選手に2打席連続本塁打を喫し、自らも悪送球で得点を失うなど、3回途中で7点を失ってKOされました。
 全日本も2回に失策を足がかりに藤本選手と大村選手の連続適時打、3回には里崎選手が左翼席にライナーで飛び込む2ランを放つなど反撃します。
 一方、投手陣のほうは、3回の1死2・3塁で登板した小倉投手が井口選手に2点適時打を打たれ、三番手の三井投手もいきなり連続でストレートの四球を出すなどありましたが、四番手の福盛投手とあわせ、3回途中から7回までを、その三投手でその井口選手の安打のみに抑えます。
 そして7回裏には大村選手の四球と青木選手の二塁打で無死2・3塁とし、犠飛と内野ゴロで2点を返して1点差に迫ります。
 ところが、直後の8回に登板した読売の久保投手が代わりはなにオーバーベイ選手にソロ本塁打を喫して突き放され、そのまま8対6で全米が連勝しました。
 繰り返しのようになりますが、2位球団で二桁勝った涌井投手が昨日の負けている局面での二番手で、今日の先発が読売の西村投手、というのは不可解です。まあ、諸事情というのがあるのでしょうが、これでは「真剣勝負」などと宣伝しても誰もそう思いません。観客数は3万9千人ほどでした。
 ところで、今日のTV朝日の中継は、昨日の日テレのようにアナウンサーがうざくはなかったのですが、文字による選手紹介にかなりひどい間違いがありました。こちらのほうも「真剣勝負」でないゆえなのでしょうか。

2006年11月04日 21:57