2006年10月25日

日本シリーズ第4戦、ファイターズが3連勝

[ 野球 ]

 札幌で行われた日本シリーズ第4戦は金村投手と中田投手が先発。金村投手は、あの「暴言」以来、約1ヶ月ぶりの一軍での登板です。あの試合はマリンで観戦していましたが、もうあれから1ヶ月経ったのですから早いものです。
 その金村投手ですが、初回に1死から安打され、さらに四球で2死1・2塁とされ、5番に上がった立浪選手にいい当たりをされますが、金子選手が好捕します。さらに2回も先頭打者に安打されますが、続く打者を併殺に抑えるなど、3回まで毎回安打をされますが、無得点に抑えます。

 すると3回裏、先頭の森本選手が三塁打を放つと、続く田中賢選手が適時二塁打を放ち、ファイターズが先制します。さらに連続死球で無死満塁と追加点機を迎えますが、ここで稲葉選手は三振、新庄選手の安打性の当たりも井端選手が好捕し、ここは1点に終わります。
 金村投手は5回に先頭の井上選手に二塁打され、その後内野ゴロもあって2死3塁に。ここでヒルマン監督がマウンドに来ます。先月はここで投手交代して、あの「事件」となったわけですが、今日はもちろん続投。ある種の「演出」だったのでしょうか。そして、金村投手は福留選手を三振に打ち取って、「今季10勝目」の権利を得ます。
 その裏、ファイターズは1死から小笠原選手が二塁打を放ち、セギノール選手が四球を選んだ後、稲葉選手が本シリーズ6打点目となる適時二塁打を放ち、大きな2点を追加しました。
 ファイターズは6回からトーマス投手が登板。しかし、いきなり二塁打を打たれるなど、1死1・2塁として降板。しかし続く建山投手が死球を出して2死満塁とするもの、最後は抑えます。そして7・8回は岡島投手が、そして9回は3連投となるマイケル中村投手が3試合連続の三者凡退で締め、ファイターズが完封リレー。3対0で勝利し、日本一まであと1勝としています。観客数は4万1千8百人ほどでした。

2006年10月25日 23:56