2006年10月04日

タイガース連勝も、ドラゴンズついに「残り5割で優勝」に

[ 野球 ]

 神宮のスワローズ対タイガースは石井一投手と安藤投手が先発。2回に失策と四球で1・2塁とすると、矢野選手が通算100本目となる17号3ランを放ってタイガースが先制。さらに3回にも浜中選手の適時打で追加点を挙げます。
 その裏、スワローズもリグス選手の適時二塁打で2点差と迫りますが、9月の月刊MVP受賞が発表されたばかりの安藤投手は6回までスワローズ打線を4安打でその2点のみに抑えます。7回に2安打されて降板したものの、ここで登板の藤川投手の「足技」もあってここも無失点。9回はウイリアムス投手が抑え、4対2でタイガースが勝っています。観客数は2万人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対カープは中田投手と小島投手が先発。序盤にウッズ選手の2打席連続適時打でドラゴンズがリードします。中田投手は7回まで7安打されながら0点に抑えましたが、8回に2死3塁から前田選手が21号2ランを放ち、カープが追いつきます。そして同点で迎えた9回裏、ドラゴンズが1死1・2塁とサヨナラ機を作り、ここで代打の立浪選手がサヨナラ二塁打を放ち、ドラゴンズが3対2で勝利。残り10試合でマジック5と、「残り5割で優勝」という状況になっています。観客数は3万5千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズはグローバー投手と橋本投手が先発。高卒2年目の橋本投手はプロ初登板初先発です。序盤で読売が2対1とリードし、8回には李選手が昨年までの同僚である山北投手から、ウッズ選手に1本差と迫る41号ソロで追加点を挙げます。しかし直後の9回表に2死1塁から安打と四球で満塁とし、代打の鶴岡選手に走者一掃の適時三塁打が出てベイスターズが逆転、その裏はクルーン投手が抑え、4対3でベイスターズが勝っています。観客数は3万4千3百人ほどでした。

2006年10月04日 23:55