2006年09月03日

序盤の拙攻が響き逆転負け

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズは川越投手と小林宏之投手が先発。1回表、川越投手の立ち上がりをとらえたマリーンズ打線はいきなりの3連打で1点を先制すると、さらに1死後の連続四球で押し出しで1点を追加します。しかし、一気にたたみかけることはできず、三者残塁。しかも、スタメンマスクの橋本選手が三振した時に腰を痛め、交代となってしまいました。
 小林宏投手は、初回に1死から早川選手に1号ソロを打たれて1点を返されます。そして打線は2回の1死1・2塁、3回の無死1・2塁から1死満塁をいずれも得点できず、3回で早くも7残塁となってしまいます。

 するとその裏、小林宏投手は先頭の村松選手に二塁打を打たれ、死球で無死1・2塁とした後、ガルシア選手の適時打で追いつかれ、さらに犠飛で勝ち越されます。続く4回にも1点を追加され、5回に今江選手の適時打で再び1点差に迫るものの、7回の無死2塁を生かせないなど、反撃できません。
 そしてその裏、1死2塁としたところで小林宏投手が降板。すると2番手の藤田投手が3連続適時打を喫してダメ押しをされます。そして8・9回を加藤投手に抑えられ、3対7で敗戦。再び貯金ゼロとなってしまいました。観客数は2万2千4百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ホークスは牧野投手と寺原投手が先発。イーグルス打線が初回にいきなり6安打で4点を取り、寺原投手は犠打による1死を取っただけでKOされます。牧野投手は2回に失策がらみで2点を返されるものの、6回までその2点に抑えます。一方、イーグルスは5・6回に1点ずつ追加。結局6対3でイーグルスが勝ち、昨年を上回る39勝目を挙げています。観客数は1万6千4百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ファイターズは金村投手と西口投手が先発。初回に和田選手の適時打で先制したライオンズが、4回に細川選手の6号満塁本塁打が出て5対0とし、金村投手をKOします。一方、西口投手は7回まで1失点。8回に星野投手から稲葉選手が22号ソロを放って3点差に迫りますが、その裏、リーファー選手の適時二塁打でダメ押し。8回途中から登板した小野寺投手が24セーブ目を挙げています。観客数は1万9千2百人ほどでした。
 この結果、1日でライオンズが首位復帰。3位ファイターズとの差は2となっています。

 横浜のベイスターズ対タイガースは三橋投手と安藤投手が先発。3回にシーツ選手と金本選手の連続適時打で先制したタイガースが5回にシーツ選手の17号2ランで中押しし、8回には浜中選手のこれまた17号3ランでダメ押し。一方、安藤投手は5安打1四球で今季初完封で5勝目を挙げ、タイガースが8対0で快勝しました。観客数は2万3千7百人ほどでした。なお、この試合終了後の会見で、ベイスターズの牛島監督が辞任発表をしています。
 広島のカープ対スワローズはロマノ投手と鎌田投手が先発。スワローズ3点リードの5回裏に連続四球と安打で無死満塁としたカープが、適時打3本と犠飛で逆転。7回にも嶋選手の23号2ランで追加点を挙げ、8対5でカープが勝っています。観客数は1万2千3百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対読売は佐藤充投手と姜投手の先発で読売が勝ったようです。姜投手は来日初完封を無四球で飾っています。観客数は3万8千2百人ほどでした。

2006年09月03日 21:15