2006年07月27日

逆転サヨナラで5連敗

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは斉藤和投手と小野投手が先発。昨日に続いての投手戦で、斉藤和投手は4回まで無走者、対する小野投手も序盤を2安打無失点に抑えます。そして5回表、先頭の里崎選手が二塁打を放って初の走者となると、続くワトソン選手が四球を選んで無死1・2塁と先制機を築きます。ここで打席はバント成功率の高い今江選手。しかし、二度失敗して追い込まれた後、結局三振に。さらに、大松選手・大塚選手も三振に打ち取られ、終わってみれば三者連続三振となってしまいました。
 しかし続く5回に先頭の堀選手が死球で出塁すると、西岡選手の内野ゴロで走者が入れ替わり、打席にはサブロー選手。2-3から放った打球は左翼フェンスを直撃し、スタートを切っていた西岡選手が一気に生還して先制します。
 小野投手は6回まで3安打無四球でしたが、7回に先頭の松中選手を歩かせ、2死後に本間選手に死球を当ててしまいます。ここでホークスの代打は一昨日のヒーロー・田上選手。三遊間を抜くと、万全でない体調の松中選手が本塁をつきます。しかしここは大松選手の返球が勝り、本塁直前でアウトとなりました。

 直後の8回に堀選手の安打と西岡選手のバント安打で無死1・2塁としますが、続くサブロー選手のバントが微妙な判定ながら三塁アウト。バレンタイン監督も抗議に出ますが通りません。結局、後続が断たれます。その裏、小野投手は1死を取ったところで降板。続く藤田投手が1・2番を抑え、この回も無失点で抑えます。
 そして連敗脱出のかかった9回裏、マウンドには当然ながら小林雅英投手が上がります。ところが1死を取った後、松中選手に左前打を打たれます。そして続くズレータ選手に投げた初球は打った瞬間に分かる逆転サヨナラ2ランとなって左翼席に吸い込まれ、ホークスが2対1で勝ちました。
 小林雅投手は、今季38試合目で初被本塁打・初黒星となってしまいました。これでチームは5連敗。3位ファイターズとのゲーム差が4.5となってしまっています。観客数は3万人ほどでした。

 札幌のファイターズ対イーグルスは立石投手と有銘投手が先発。2回にファイターズが四球と久々スタメンの高橋選手の二塁打で好機を作り、金子選手の内野ゴロと森本選手の適時二塁打で2点を先制。続く3回には新庄選手の適時打が出ます。一方、立石投手は安打はされましたが、「ノルマ」の5回を無失点。以下、押本投手・岡島投手とつなぎます。そして7回には高橋選手の3号ソロでダメを押し、セーブのつかない場面という事もあり、9回は建山投手が0点に。武田久投手とマイケル中村投手を温存する完封リレーでファイターズが勝っています。観客数は1万7千8百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対タイガースは川上投手と下柳投手が先発。初回にタイガースが先制しますが、2回にドラゴンズが追いつくと、3回にウッズ選手の22号ソロで勝ち越し。さらに5回には谷繁選手の犠飛で中押し、そして6回に福留選手の16号2ランでダメを押されます。
 打線は川上投手に6回で112球を投げさせながらも3安打1得点。以下も継投陣に7回以降を1安打に抑えられ、5対1で完敗。この首位攻防シリーズで3タテを喫してゲーム差を4.5に広げられてしまいました。観客数は3万7千人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは西村投手とベイル投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万5百人ほどでした。

2006年07月27日 23:07