2006年07月15日

松坂投手に1999年4月21日以来となるマリンでの黒星をつける

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズは小林宏之投手と松坂投手が先発。マリーンズは1回裏、1死からサブロー選手が安打を放ち、2死後にベニー選手が四球を選ぶも、続くワトソン選手の抜ければ適時打という一・二塁間の当たりが平尾選手の好捕で内野安打となり2死満塁に。そして今江選手が打ち取られ、先制機を逸します。
 小林宏投手は初回は三者凡退に抑えますが、2回からは毎回のように安打されます。しかし3回の1死1・2塁では1・2番打者を打ち取り、続く4回の無死1・2塁から1死満塁の危機も凌ぎます。さらに6回は失策もあって1死1・2塁とされますが、ここも好機に強い平尾選手を併殺に打ち取りました。

 対する松坂投手は本調子でないながらも技と球場との相性(?)でマリーンズ打線を封じます。初回を凌いだ後は、3回に四球を出したのみ。2回から8回まで無安打、4回以降は走者も許しません。
 しかし、小林宏投手も粘りの投球。8回にも1死から安打と盗塁で4度目の得点圏走者を許しますが、中軸を抑え、8回を6安打2四球ながら無失点でマウンドを降ります。
 そして9回表は藪田投手が登板。1死から内野安打と犠打で走者を進められますが、ここも凌いで無失点に抑えます。
 そしてむかえた9回裏、2・3番が倒れて簡単に2死を取られます。しかし続くベニー選手が、初回以来となる安打を放ち、19人ぶりの出塁を果たします。ここで代走は今週に一軍昇格し、今季初走者となる俊足の代田選手が登場します。打席には初回に打点を挙げ損ねたワトソン選手が登場。代田選手が走るそぶりを見せながら、牽制します。
 そして2-2で迎えた5球目、ワトソン選手の打席は右中間を抜きます。ちょうど約1ヶ月前の読売戦のサヨナラ打と同じ場所です。そして、その時の西岡選手同様、1塁の代田選手が快足を飛ばし、一気に生還。1対0でサヨナラ勝ちしました。
 マリンスタジアム7連勝中だった松坂投手は1999年4月21日以来となる千葉での負け投手となっています。観客数は2万7千3百人ほどでした。

 福岡のホークス対ファイターズは斉藤和投手とダルビッシュ投手が先発。2回に鶴岡選手の適時打で先制し、3回には小笠原選手の適時打で追加点を挙げます。一方、ダルビッシュ投手は7回を3安打4四球でホークス打線を無得点に抑え、さらに武田久投手も8回を抑えます。そしてファイターズは9回に失策もからんで無安打で追加点。そしてその裏は岡島投手が抑え、3対0でファイターズが勝っています。なお、この試合、「鷹の祭典」という事でホークスは黄色いユニフォームを着用していました。観客数は3万4千6百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対合併球団は山村投手とデイビー投手が先発。初回に合併球団が先制しますが、その裏、2死から四球と連打に暴投もからみ、2点を取ってイーグルスが逆転。さらに3回に2点、6回に3点と着実に追加点を挙げます。一方、前回の登板で初回危険球退場だった山村投手は今日は好投。終盤にソロ2本を打たれましたが、8回を3失点に抑え、イーグルスが7対3で快勝。これでイーグルスは連敗を9で止めています。観客数は1万7千1百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ドラゴンズは井川投手と山本昌投手が先発。井川投手は安打を打たれながら5回まで無失点に抑えますが、6回にウッズ選手の20号ソロで先制されます。一方、打線は5回まで2安打に抑えられ、6回も簡単に2死を取られます。しかしここで赤星選手がセーフティーバントで出塁すると、浜中選手・金本選手が連続適時二塁打を放ち、タイガースが逆転します。井川投手は7回を7安打ながらその1点のみ。8回のウイリアムス投手、9回の藤川投手も安打はされますが無失点に抑え、2対1で逃げ切っています。これでタイガースはドラゴンズとのゲーム差を1としています。観客数は3万3千9百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは山口投手と大島投手が先発。点の取り合いとなり、5対5で迎えた8回裏に、1死満塁から石井選手が決勝犠飛を放って勝ち越し。9回はクルーン投手が抑え、6対5で勝っています。観客数は1万8千1百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は石川投手と内海投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万5百人ほどでした。

2006年07月15日 23:53