2006年07月12日

中盤で逆転され、首位と5ゲームに

[ 野球 ]

 東京ドームのファイターズ対マリーンズは立石投手と久保投手が先発。初回に小笠原選手の17号ソロでファイターズが先制し、3回に今江選手の適時打でマリーンズが追いつきますが、5回に金子選手の適時打でファイターズが再び勝ち越します。
 しかし6回表、福浦選手とベニー選手の連続二塁打で追いついたマリーンズはそのベニー選手を三塁に進め、2死からフランコ選手の放った一塁ゴロがイレギュラーして幸運な内野安打となり、勝ち越します。

 ところがその裏、先頭の小笠原選手に本日2本目となる18号ソロが出てあっさり同点に。さらに久保投手は続くセギノール選手に安打されて降板します。ここで二番手は高木投手。昨日と同じ稲葉選手へのワンポイントでしたが、返り討ちにあってしまい、左前に返されます。さらに、フランコ選手の送球がやや緩慢で、これが二塁打になってしまいました。
 そしてこれまた続く新庄選手のところで神田投手と昨日と同じ継投となります。昨日はここを無失点に抑えた神田投手ですが、今日はいきなり新庄選手に犠飛を打たれて勝ち越され、さらに木元選手にも適時打を打たれ、2点を勝ち越されます。
 8回に4番手の武田久投手相手に2死1・2塁とし、ここで登板の岡島投手に、最近代打成功率の高い辻選手をぶつけますが、打ち取られます。そして9回はマイケル中村投手の前に三人で抑えられ、結局3対5で敗れました。
 これでマリーンズと首位ライオンズの差は5に開いてしまっています。観客数は2万2千4百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対イーグルスは西口投手と一場投手が先発。4回に山崎武選手の9号ソロでイーグルスが先制するも、その裏、連続二塁打で即座に追いついたライオンズがさらに江藤選手の3号2ランなどでこの回一挙4点を取って逆転。その後も着実に点を重ね、8対2で快勝しています。観客数は9千2百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスは平野佳投手と新垣投手が先発。松中選手を欠いたホークス打線ですが、初回に代わりに四番に入ったズレータ選手の犠飛と柴原選手の適時打で2点を先制します。その後も着実に中押し・ダメ押しをし、投げては新垣投手が8回を5安打2四球1失点。最後は馬原投手が締め、4対1でホークスが勝っています。観客数は1万5千5百人ほどでした

 甲子園のタイガース対カープは中村泰投手と佐々岡投手が先発。今季初登板初先発の中村泰投手は2回に1点を失ったものの、5回まで失点はそれだけ。デビュー当初は制球が悪い印象があったのですが、今日は5回を1四球でした。そして3回には金本選手の12号2ランでタイガースが逆転し、さらにシーツ選手の12号ソロ、金本選手の本日2本目で通算350号目となる13号ソロと、元カープの二人がチームの全打点を挙げます。そして7回から安藤投手・ウイリアムス投手の継投でともに0点に抑え、9回は昨日連続無失点球団新記録を達成した藤川投手。ところが2安打で2死2・3塁とし、続く森笠選手を2-1と追い込んだ後、暴投で失点。昨日の福盛投手に続き、無失点記録が止まってしまいました。しかし、後は抑え、4対2でタイガースが勝っています。中村泰投手はプロ初勝利を挙げています。観客数は4万2千8百人ほどでした。
 札幌ドームの読売対ベイスターズはグローバー投手と門倉投手が先発。両投手が好投し、ともに5回まで4安打無失点に相手打線を抑えます。ところがそのグローバー投手を早めにあきらめたのが失敗で、7回に前の回から登板の林投手が金城選手を歩かせると、ここで交代した久保投手に村田選手が22号2ランを放って勝ち越し。その裏、読売も小坂選手・木村拓選手の安打で作った好機に小関選手が代打適時打を放って1点を返しますが、後はベイスターズの継投にかわされ、2対1でベイスターズが勝利。両チームのゲーム差は1.5に縮まっています。観客数は2万6千5百人ほどでした。
 なお、富山のドラゴンズ対スワローズは雨で中止になっています。

2006年07月12日 23:07