2006年07月05日

王監督、突如の休養

[ 野球 ]

 仙台のマリーンズ対イーグルスは雨で中止でした。
 福岡のホークス対ライオンズは新垣投手と西口投手が先発。2回に無死2・3塁から森本選手と大村選手の犠飛2つでホークスが2点を先制します。しかし3回にライオンズが1点を返し、5回には栗山選手の適時三塁打で同点に追いつきます。

 そのまま新垣投手が9回を10安打ながら2点に抑え、一方、ライオンズも西口投手が3回以降を無失点に抑えるなど両投手が踏ん張り、延長に入ります。そして10回表、1死2塁から平尾選手が右前に安打を放つと、右翼の城所選手が弾き、一度三塁に止まった和田選手が生還します。しかしその裏、イニングまたぎとなった星野投手が松中選手を歩かせたところで小野寺投手が登板するも、ズレータ選手の打席で暴投し、一気に松中選手は三塁に。ここで本間選手が適時打を放ち、ホークスが追いつきます。
 そして12回裏、2死から松中選手が安打で出塁し、さらに四球と失策で満塁とします。しかし、先制の本塁を踏んでいる田上選手が三振し、試合終了。ズレータ選手の代走に篠原投手を出すほどの執念を見せたホークスですが、サヨナラはなりませんでした。観客数は3万5百人ほど、試合終了は22時35分でした。
 その試合終了から約20分後に王監督が突如記者会見。月曜の検査の結果、胃の手術を要するという事で明日から休養との事です。復帰時期は未定とのことです。
 選手そして監督として世界一になったほどの偉大な野球人。マリーンズファンの私も王語録は愛読しています。なるべく早く全快して、また球場で指揮をとる姿を見たいものです。

 札幌のファイターズ対合併球団は金村投手と平野佳投手が先発。2回に鶴岡選手の犠飛で先制したファイターズが続く3回に稲葉選手の12号3ランで追加点を挙げます。金村投手は4回以降は無安打に抑え、3安打2四球で完封勝利。一方の平野佳投手も4回以降はファイターズ打線を2安打に抑えて完投しましたが、援護なく5敗目を喫しています。これでファイターズは42年ぶりの9連勝。ちなみにその42年前は日本一になっています。観客数は1万6千6百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ベイスターズは杉山投手と門倉投手が先発。昨日同様、序盤の2・3回にベイスターズが1点ずつ取ってリードします。3回裏にタイガースも金本選手の通算300本目となる適時二塁打で1点を返し、1点差で中盤戦に。昨日はその中盤でタイガースが逆転したのですが、今日は6回表に雨が強くなり、そのまま降雨コールドに。2対1でベイスターズの勝利となっています。観客数は4万3千1百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズはダグラス投手と館山投手が先発。2回に不振だったラロッカ選手の16号ソロでスワローズが先制。4回にカープが逆転しますが、直後の5回表に米野選手の5号2ランでスワローズが再逆転し、さらにリグス選手にも19号2ランを放ちます。そしてスワローズ3点リードでむかえた9回、昨日に続いて代打登場の古田選手の適時打を足がかりに3点をダメ押し。8対2で勝っています。観客数は7千9百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズはパウエル投手と佐藤充投手が先発。6回までともに3安打無失点という投手戦になります。7回裏に、読売が久々で日本の試合となるアリアス選手の安打などで作った好機に阿部選手の適時打で先制します。しかし、直後の8回表に2死無走者から1安打2四球で満塁としたドラゴンズが、ウッズ選手の適時二塁打で逆転。その後は高橋聡投手・岩瀬投手の継投で逃げ切り、2対1で勝っています。佐藤充投手は連続完投こそ止まったものの無傷の7連勝を挙げています。観客数は4万人ほどでした。

2006年07月05日 23:48