2006年06月30日

成瀬投手好投も、継投陣が崩れ6連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは成瀬投手と斉藤和投手が先発。成瀬投手は初回に二塁打2本を打たれて先制されますが、続く松中選手・ズレータ選手は抑えて1失点にとどめます。
 一方、打線のほうは2回に久々の出場となった里崎選手の10号ソロで追いつき、さらに6回には2死無走者からの中軸の三連打もあって追いつきます。
 交流戦の日程の関係もあり、久々の登板となった成瀬投手ですが、今日はホークス打線相手に好投。2・3回を三者凡退に抑え、4回の無死1・2塁も5・6番を連続三振に抑え、5回の無死2塁も凌ぎます。結局、7回途中まで投げて7安打されましたが奪三振も7と今日も快調に三振の山を重ねました。
 そして1点リードのまま迎えた7回表、先頭打者に安打され、犠打で2塁に進まれた所で成瀬投手は降板し、藤田投手が登板します。しかし、大村選手は打ち取ったものの、続く川崎選手に左前に落とされ、追いつかれてしまいました。

 東京ドームの読売対タイガースは下柳投手と工藤投手が先発。初回に失策がらみでタイガースが先制し、5回にはシーツ選手の11号ソロ、さらに6回には下柳投手の2点適時打が出て工藤投手をKO。さらに継投陣からも4点を追加し、11点を挙げます。一方、下柳投手は7回を3安打1四球で無失点。8回から登板した能見投手も無安打に抑え、11対0と読売を粉砕しています。タイガースはドラゴンズとの差を1.5に縮めています。一方の読売は10連敗となっています。観客数は4万4千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対スワローズは三浦投手と石井一投手が先発。三浦投手の立ち上がりを攻めたスワローズがいきなりの四連打などで4点を先制しますが、その裏に1点を返したベイスターズが3回に適時二塁打2本で同点に追いつきます。その後、5回と8回にスワローズが1点ずつ勝ち越しますが、その裏にすぐベイスターズが1点を返して追いつく展開となり、6対6で延長に。そして11回裏に1死から村田選手が21日ぶりとなる第21号ソロを右翼席に運んでベイスターズが7対6でサヨナラ勝ち。木田投手は二日続けての延長戦で決勝弾を打たれてしまいました。これでベイスターズは5連勝となっています。観客数は9千5百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対カープは川上投手と佐々岡投手が先発。防御率1点台の川上投手に対し、カープが初回に2点を先制。その裏に4点を取って逆転されますが、2回に2死2塁から3連打で4点を取って再逆転します。そのまま1点差で迎えた6回裏、失策と犠打で2死2塁とすると、川上投手が適時二塁打を放ってドラゴンズが追いつきます。そのまま継投陣が頑張り、結局延長12回6対6で引き分け。カープは今週2度目の引き分けです。観客数は2万9千6百人ほどでした。

 なお、昨日書けなかった神宮のスワローズ対ドラゴンズはガトームソン投手と小笠原投手が先発。同点で迎えた9回裏の1死1塁で高いバウンドの内野安打性の当たりを一塁走者がフライと勘違いして二塁封殺となり、後続も倒れて延長戦に。そして11回表に英智選手が木田投手から4年ぶりの本塁打となる決勝2ランを放ち、ドラゴンズが6対4で勝っています。観客数は1万3千8百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は山口投手とパウエル投手が先発。パウエル投手は立ち上がりが悪く、1安打でベイスターズが2点を先制します。一方、高卒新人でプロ初登板初先発の山口投手が6回まで読売打線を2安打無四球で1点に抑えます。その後も継投陣が好投し、3対1でベイスターズが勝っています。観客数は1万6千1百人ほどでした。

2006年06月30日 23:44