2006年06月16日

首位決戦緒戦は完敗

[ 野球 ]

 今日も携帯観戦。神宮の「交流戦首位決戦」緒戦は石井一投手と小林宏之投手が先発。初回にベニー選手の7号2ランで幸先よく先制しますが、その裏に岩村選手の8号ソロ、さらに2回には宮出選手の3号2ランと、宇和島東高校コンビの本塁打2発で逆転されます。
 さらにラミレス選手に3回に適時二塁打、4回に12号3ランと打ち込まれ、4回途中で7対2となって小林宏投手はKOされました。
 石井一投手は3回に3番からの打順で三者三振に抑えるなど、尻上がりに調子を上げていき、7回を5安打5四球ながら初回の2ランのみの2失点に抑えます。さらに1点を加えられて8対2とされた9回表に西岡選手の適時打などで2点を返しますが、反撃もここまで、8対4で敗れ、スワローズとのゲーム差を0.5に縮められています。観客数は1万9千4百人ほどでした。

 神戸の合併球団対タイガースは平野佳投手と下柳投手が先発。2回表、2死1・2塁からタイガース打線が5連打して一挙6点を先制します。その裏、即座に合併球団も2点を返し、3回にも1点を返しますが、反撃もここまで、6回からダーウィン投手が、そして8回は藤川投手・9回は久保田投手の継投でタイガースが合併球団打線を封じ、6対3で勝ちました。平野佳投手も3回以降はタイガース打線を無得点に抑えて完投しましたが、2回の連打が大きかったようです。観客数は3万3千5百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対カープは八木投手と佐々岡投手が先発。2回に新庄選手の通算200号となる11号ソロでファイターズが先制し、6回にも追加点を挙げます。しかし7回に走者を出した八木投手から武田久投手がに交代させるとこれが裏目に。失策がらみで1点を返され、続く8回には前田選手の犠飛でカープが逆転。カープが適時打なしながら3対2で逆転勝ちしています。観客数は1万3千9百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ベイスターズは松坂投手と門倉投手が先発。1対1で迎えた5回に片岡選手の犠飛で勝ち越したライオンズが7回にも中島選手の適時打などで3点を追加します。一方、松坂投手は8回まで2安打1失点。9回に失策で走者を出した後に本塁打を打たれて2点を失いますが、結局3安打3失点で12奪三振で完投勝利を挙げています。
 松坂投手はこれでリーグ首位の9勝目。さらにこれがドラフト以降では最速となる通算100勝目となっています。観客数は1万2千4百人ほどでした。
 東京ドームの読売対イーグルスは有銘投手とパウエル投手が先発。同点で迎えた7回に藤井選手の二塁打を足がかりに、失策がらみでイーグルスが勝ち越し、さらに続く8回には山崎武選手の5号2ランなどで3点を追加。9回裏に川井投手対李選手の「前マリーンズ対決」で李選手が22号ソロを放ちましたが、大勢にはには影響がなく、7対3でイーグルスが勝っています。観客数は3万9千8百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対ホークスは山本昌投手と杉内投手が先発。初回にアレックス選手の適時打で先制したドラゴンズが2回に井端選手と福留選手の連続適時打で追加点。一方、山本昌投手はホークス打線を3安打1四球と押さえ込んで完封勝利。4対0でドラゴンズが勝っています。観客数は2万9千1百人ほどでした。

2006年06月16日 23:48