2006年06月14日

二つの「プロ初」で快勝

[ 野球 ]

 今日も携帯観戦でした。千葉のマリーンズ対ベイスターズは成瀬投手と那須野投手が先発。成瀬投手は初回に金城選手の4号ソロで先制されますが、2回に無死1・3塁から併殺の間に得点が入り、追いつきます。
 那須野投手は最初の一巡は1安打に抑えていたのですが、4回に今江選手が失策で出塁すると急に制球を乱し、1死2塁から連続四球で満塁とします。そして2死後に大塚選手が2-3から四球を選んでこの回無安打で勝ち越します。
 さらに続く青野選手の打席は左翼席に飛び込むプロ初となる満塁本塁打。一気に6対1と大差になりました。那須野投手は昨年に続いてマリンで満塁被弾です。さらに6回には里崎選手がこれまた対那須野投手2年連続となる6号2ランを放って8対2となります。
 大量援護を貰った成瀬投手は続く5回表こそ1点を失ったもののそこから快投。6回から8回を無安打に抑えます。そして9回も1安打されたものの抑えて6安打2四死球2失点。プロ初完投および本拠地初勝利、さらには二試合連続二桁奪三振も達成し、3勝目を挙げています。ヒーローインタビューはその成瀬投手と青野選手という「プロ初」を達成した二人でした。観客数は1万5千1百人ほどでした。

 今日も帰宅して唯一やっていたのは仙台のイーグルス対タイガース戦のみでした。この試合は一場投手と福原投手が先発で接戦に。3回に関川選手の適時打でイーグルスが先制します。一方の一場投手は毎回のように四球を出すという内容ですが、何とかタイガース打線を無失点に抑えます。
 ところがイーグルス打線は5回の無死1・2塁を併殺でつぶし、さらに6回の無死1・2塁では昨日の殊勲者・沖原選手の犠打が小飛球となり、ワンバウンドで取った矢野捕手が三塁に投げ、2-5-4-3の三重殺に。さすがにこの攻撃では流れが変わるのか、8回に浜中選手の代打適時打でタイガースが追いつきます。イーグルスも細かい継投で勝ち越しを許さずに延長に持ち込みましたが、10回に1死満塁から今岡選手の内野ゴロで勝ち越し、さらに檜山選手にも適時打が出て3対1に。その裏は久保田投手でなく藤川投手が抑え、タイガースが3対1で勝っています。福原投手は9回を8安打3四球ながら1失点に抑えて3勝目を挙げています。観客数は1万8千8百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ファイターズは2年目の丸山貴投手と鎌倉投手が先発。2回にスワローズが逆転すると、3回にファイターズが再逆転するという展開で迎えた4回裏に、今季初スタメン捕手の福川選手が昨日に続いての2号3ランで逆転。これが決勝点となり、6対3でスワローズが勝ちました。丸山貴投手はプロ初勝利を達成しています。観客数は1万6千人ほどでした。
 広島のカープ対ホークスは黒田投手と高橋秀投手が先発。連敗中の黒田投手が4回に連打と内野ゴロで先制されます。高橋秀投手は4回まで無失点でしたが、5回に先頭の末永選手の今季1号で同点になると、続く倉選手にも2号ソロが出てカープが逆転します。黒田投手は7回を1失点に抑え、以下、高橋投手・永川投手とつないでカープが2対1で勝っています。観客数は1万2千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ドラゴンズはギッセル投手とマルティネス投手が先発。序盤で小刻みに点を取りあい、5回にライオンズが勝ち越します。しかし8回、3回に1千本安打を達成した福留選手がこの日三本目の二塁打を放ち、さらに暴投で三塁に進んだ後、内野ゴロで本塁に帰って同点に。その後はともに継投陣が頑張り、4対4で延長12回引き分けとなっています。観客数は1万2千1百人ほどでした。
 東京ドームの読売対合併球団は吉井投手と西村投手が先発。初回に北川選手の5号2ランで合併球団が先制しますが、ソロ2本で読売が同点に追いつきます。しかしその直後の5回表、いまだに無安打ながらスタメンのグラボースキー選手が18打席目にして来日初安打を放ち、日高選手の適時打で勝ち越し。さらに7回にはそのグラボースキー選手が右翼席上の壁を直撃する来日初本塁打を放って4対2に。合併球団は7回から登板の加藤投手が3回を1安打に抑え、4対2で勝利。読売は8連敗で、交流戦最下位争いの両球団の差は1.5に縮まっています。観客数は4万2百人ほどでした。

2006年06月14日 23:51