2006年06月02日

新加入のワトソン選手が活躍するも、カープに惜敗

[ 野球 ]

 尾道のカープ対マリーンズはダグラス投手と小林宏之投手が先発。マリーンズは打撃不振の橋本選手とパスクチ選手を登録抹消し、代わりに新戦力のワトソン選手と二年目の竹原選手を登録。そしてそのワトソン選手を早速2番右翼でスタメン起用しました。
 そして0対0で迎えた3回、先頭の西岡選手が歩くと、そのワトソン選手が、来日初安打となる1号2ランで先制します。しかし、その裏に東出選手の犠飛で1点返され、続く4回には新井選手の通算150号となる9号ソロで追いつかれます。
 直後の5回表に、二死から西岡選手に2試合連続の三塁打出たあと、先ほど本塁打のワトソン選手の適時二塁打で再び勝ち越します。ところがその裏、二死3塁から嶋選手に9号2ランが出てついに逆転されます。

 小林宏投手は6回にも犠飛で1点を追加され、8安打5失点でこの回で降板となりました。一方、ダグラス投手はワトソン選手には打たれたものの、7回まで投げて毎回の13奪三振。福浦選手・根元選手は三打席連続三振でした。
 マリーンズは久々一軍復帰の高木投手が7回を、一昨日決勝本塁打を打たれたミラー投手が8回をともに三人で抑えます。しかし、打線のほうは8回は本日活躍のワトソン選手から始まる攻撃も高橋投手に抑えられ、9回は永川投手の前に三者三振。計16三振を奪われ、5対3で敗れました。
 小林宏投手は今季および交流戦初敗戦。また、昨年から続けてきた交流戦連続安打も止まっています。一方のダグラス投手はセリーグ単独首位となる7勝目を挙げています。観客数は1万1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ホークスは下柳投手と斉藤和投手が先発。1回裏に先頭の赤星選手が三塁打を放ち、シーツ選手の適時打で生還。さらに鳥谷選手が4回には適時二塁打、6回には5号ソロを放ち、3点目を挙げます。一方、ここ2試合黒星がついている下柳投手が今日はホークス打線を7回3安打。そして8回は藤川投手、9回は久保田投手がともに三者凡退。4対0でタイガースが勝ち、小林宏投手に続き、斉藤和投手も交流戦初敗戦を喫しています。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ファイターズは土肥投手と橋本投手が先発。森本選手の先頭打者本塁打から始まり、両チームとも本塁打が乱れ飛びます。そして5回に吉村選手のこの日2本目の9号3ランなどでベイスターズが一挙5点を取って逆転。その後も点を取り合いましたが、12対7でベイスターズが勝利。両方あわせて9本の本塁打が出ました。二番手で2イニング0点にを抑えた新人・三橋投手が二度目の登板でプロ初勝利を飾っています。ファイターズは3試合連続二桁失点と、急に投手陣が乱れています。観客数は2万6千4百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ドラゴンズは一場投手と山本昌投手が先発。2回に鉄平選手が満塁から2点適時二塁打を放って逆転しますが、5回に福留選手の13号ソロが出て同点に。イーグルスは7回の勝ち越し機・9回のサヨナラ機をいずれも福留選手の強肩および小田捕手の好ブロックで本塁タッチアウトとなりますが、延長に入った10回裏に2死1・3塁で怪我が治って本日から一軍復帰の山崎選手がサヨナラ適時打。3対2でイーグルスが勝ちました。イーグルスの3点は鉄平選手・山崎選手といずれも元ドラゴンズの選手が挙げています。観客数は1万1千4百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対合併球団は藤井投手と川越投手が先発。初回に水口選手の2号2ランで先制した合併球団が有利に試合を進め、3対0から1点返された直後の7回に2点を追加、その裏に2点返されると即座にまた2点を取って突き放します。ところがその裏、2死1・2塁からスタメンマスクの古田選手が、監督就任後初の猛打賞となる2点適時二塁打を放って再び2点差に。そして9回裏には三番に復帰した岩村選手が大久保投手から7号2ランを放ち、ついに追いつき、延長戦に入ります。そして11回裏に2死1・3塁からリグス選手が15号サヨナラ3ランを放ち、10対7でスワローズが逆転勝利。リグス選手は一昨日に続いて、延長戦で決勝本塁打を放っています。これで再びスワローズがマリーンズと並んで交流戦同率首位となっています。観客数は1万3千2百にほどでした。
 東京ドームの読売対ライオンズはパウエル投手と松坂投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万2千人ほどでした。

2006年06月02日 23:45