2006年05月25日

接戦を制し、対タイガース初勝利

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対タイガースは久保投手と下柳投手が先発。この組み合わせは2週間前の甲子園と同じで、その時は、久保投手が序盤で失点して敗戦投手になっています。しかし今日の久保投手は立ち上がりから好投。4回まで死球1つだけで全て三者凡退に抑えます。一方、打線は3回に下位で好機を作り、タイガースの守備ミスもあって1死満塁としますが、ここで堀選手が併殺打を打ってしまい、得点できません。
 しかし続く4回、福浦選手の内野安打とベニー選手の四球で無死1・2塁とすると、昨日好機で二度三振の里崎選手が、約1ヶ月ぶりとなる3号3ラン。昨日の汚名返上の一発でマリーンズが先制します。

 直後の5回表に久保投手は浜中選手の適時二塁打で1点を返され、なお無死2塁となりますが、後続を断ちます。
 久保投手は7回を3安打1死球で1失点。一方の下柳投手も3ランこそ打たれたものの、マリーンズ打線をその3点のみに抑え、8回を投げきります。
 マリーンズは8回は藪田投手が二塁打を一本打たれるも抑え、9回は当然ながら小林雅英投手が登板。ところが、先頭の檜山選手にいきなり安打されると、続くシーツ選手は中堅手の頭を越える適時三塁打に。犠飛でもボテボテの内野ゴロでも同点、という危機を迎えます。そして続く金本選手の打球は中前に抜けそうな当たり。ところがこれを、この回から守備固めで入っていた根元選手が飛びついて取り、二塁ゴロに。さらに浜中選手は内野ゴロで2死に。そして片岡選手には右翼線にあわや同点適時二塁打というファウルを二つ放たれますが、最後は三振に打ち取って試合終了。3対1でマリーンズが勝ち、5戦目にて今季タイガース戦初勝利となっています。
 観客数は今季2番目の入りとなる2万8千597人。昨年はタイガースと読売戦では超大幅値上げを刊行したため、三連戦の平均は2万人を切りましたが、今年はさほど値上げがなかったため、天気のいい本日はこの大入りでした。来年はぜひ、タイガース戦も読売戦も通常料金でやってほしいものです。

2006年05月25日 23:58