2006年05月19日

今季4度目のサヨナラ勝ちで今季初の7連勝

[ 野球 ]

 今日も完全に携帯観戦。千葉のマリーンズ対ドラゴンズは小林宏之投手と山本昌投手が先発でした。4試合連続無失点勝ち中のドラゴンズに対し、マリーンズ打線は3回まで走者が出せません。しかしながら、小林宏投手も初回に1安打されたものの、後は走者を許さない、という投手戦となります。
 そして4回裏、先頭の西岡選手が安打して初の走者を出すと、今江選手のバントが内野安打となり無死1・3塁に。ここで福浦選手が今季初犠打で走者を進めると、久々に四番に入った里崎選手の適時打でマリーンズが先制します。

 その後も投手戦は続き、マリーンズ打線は得点の入った4回以外は8回まで全て三者凡退と山本昌投手に抑えられます。対する小林宏投手も8回まで3安打無四球とドラゴンズを抑えます。6回の1死3塁、8回の1死2塁も凌ぎます。
 ところが今季2度目の完封がかかった9回表、先頭の井端選手に二塁打を打たれ、犠打で進まれた後、この試合初の四球を出し、ここで降板します。二番手は当然ながら、今季初の走者を背負っての登板となる小林雅英投手、いきなりウッズ選手に適時打を喫して同点とされてしまいます。しかし、続くアレックス選手は併殺に打ち取り、何とか同点で凌ぎます。
 そして迎えた9回裏、続投の山本昌投手に対し、西岡選手が4回以来の走者となる安打で出塁すると、今江選手が左翼線を破り、俊足の西岡選手は一気に生還。今季4度目、マリンでは3戦連続となるサヨナラ勝ちで7連勝を達成しました。観客数は1万4千2百人ほどでした。

 今日は全国的に雨な上に、6試合全てが屋外球場。9回まで行われたのはこのマリーンズ戦だけで、後の3試合はいずれも8回コールドという珍事。残る2試合は雨で中止でした。
 広島のカープ対ファイターズは大竹投手と八木投手が先発。5回にファイターズが金子選手の適時打で先制すると、続く八木投手もプロ初安打初打点となる適時二塁打を放つなど、この回一挙4点。その八木投手はカープを8回まで4安打無四球無失点に抑えます。そして9回表に森本選手の5号ソロでダメ押しの6点目を挙げ、さらに1死1塁としたところで降雨コールドに。八木投手は8回無失点ながら「プロ初完封」。まあ、福岡の「10回無安打無失点で勝ち星つかず」を考えれば、このくらいの「得」はあってもいいでしょう。観客数は1万3千8百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ホークスは館山投手と斉藤和投手が先発。初回に松中選手の9号3ランでホークスが先制し、1点差に迫られた6回には松田選手の適時打の後、斉藤和投手の2点適時打で突き放します。そして7回1死から登板の藤岡投手が7・8回あわせて5者連続三振として8回裏終了時点で降雨コールド。ホークスが6対3で勝っています。斉藤和投手は5勝目で藤岡投手はプロ初セーブ。次の登板で5連続三振を奪ったら「日本新記録」になるのか、という興味も残しました。観客数は1万5千人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ライオンズは秦投手と松坂投手が先発。カブレラ選手の2ランで先制したライオンズが2対1で迎えた4回表に中村選手の2点適時二塁打で勝ち越した後、松坂投手にも適時二塁打が出ます。大差になった後の松坂投手は直後に多村選手に3号2ランを打たれるなど7回7失点と今季最悪の出来ながら6勝目を挙げています。観客数は9千2百人ほどでした。
 なお、甲子園のタイガース対合併球団と仙台のイーグルス対読売は雨で中止でした。
 というわけで、今日はセリーグ主催で行われた3試合でいずれもパの打者が適時打を打ち、かついずれも8回降雨コールドという、かなり珍しい一日でした。

2006年05月19日 23:51