2006年05月12日

5連敗で再び借金生活に

[ 野球 ]

 家に着いたら、札幌ドームの10回裏で、他の試合は全て終了。したがって甲子園のタイガース対マリーンズは携帯観戦でした。その試合は下柳投手と久保投手が先発。ここのところ好投の続いていた久保投手ですが、今日は2回に鳥谷選手の適時打で先制されると、3回には中軸三人に適時打二本と犠飛一本で3点を追加されます。
 一方、一昨日の試合で二度の満塁をともに無得点で終えたマリーンズ打線ですが、今日はより重傷。2回2死満塁で打席は久保投手でしたから半ば仕方ないですが、5回の無死満塁は3・4番が凡退と併殺、6回の無死満塁も2死後に押し出しでやっと1点を返したのみ。しかも、その直後にこの連敗中で唯一好投していた小宮山投手が1点を奪われ、再び4点差とされます。

 タイガースは6回以降、順番こそ違えど、昨日とまったく同じ5人の継投を見せます。ウイリアムス投手の復帰は間近ですが、それまでは能見投手・金沢投手・ダーウィン投手の3人あわせて代役という構想でしょうか。そしてこの3人に抑えられた後、8回は藤川投手に三者三振に抑えられます。
 そして9回表、タイガースは2試合続けてセーブのつかない場面で久保田投手が登場。先頭の代打・フランコ選手が安打し、以下安打と四球でこの試合4度目の満塁を作り、一昨日の怪我をおしての出場のベニー選手が、この甲子園6度目の満塁で初となる適時打を放って2点を返し、なお1死1・2塁と長打が出れば同点の場面を作ります。しかし、反撃もここまでで、久保田投手に抑えられ、5対3でタイガースが勝ちました。
 マリーンズはタイガースを上回る10安打を放ちながら12残塁の大拙攻。一昨日も書きましたが、4月の最悪期を彷彿させるようなつながりの悪さです。これでついに借金1に逆戻りしています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

2006年05月12日 00:02