2006年03月14日

WBC、韓国がアメリカに勝つ

[ 野球 ]

 WBC二次リーグ・プール1の2回戦、1勝同士となったアメリカ対韓国戦が行われました。アメリカは一次リーグの対カナダで打ち込まれたウィリス投手を再び先発に起用しましたが、今日も出来が良くなかったようでした。初回に現読売の李選手が昨日に続く本塁打を放ち、さらにもう1点追加して2点を先制。さらに4回には、打線唯一の現役大リーガーながらこの日スタメンを外れた崔熙渉選手が代打3ランを放ち、この時点で6対1と大差に。その後お互い点を取りましたが、結局7対3で韓国が勝ちました。

 崔選手がなぜスタメン落ちしたか分かりません。もし怪我でないとしたら、現役大リーガーを外した決断ならびに、一発出ればトドメというところでその選手を代打に起用して見事成功させた、という韓国の監督の采配は驚異としか言いようがありません。
 これで韓国は2連勝。明日の日本対メキシコで日本が負ければ、その時点で敗退が決まります。一方、韓国はメキシコが勝てば無条件で、日本が勝っても点差によっては最終戦を前に通過が決まる通過が決まる可能性があるという状況になりました。
 まあ、日本としては、仮にメキシコに勝った場合、すでに通過が決まった韓国と出場をかけて戦う可能性があるので、ちょっと得したと言えるかもしれません。
 一方、プール2は、昨日負けたドミニカ共和国とベネズエラがともに勝ち、4チームが全て1勝1敗となりました。昨日、2試合ともかなりの点差がついたのでちょっと驚きましたが、点差の面でも今日はその逆といった感じ。結局、4チームとも拮抗しているという事なのでしょうか。いずれにせよ、こちらのリーグは、最終戦に勝った2チームが通過する、という非常に分かりやすい展開になっています。

2006年03月14日 23:08