2006年03月02日

相も変わらず・・・

[ 野球 ]
 読売球団の会長氏が、最近、白内障の手術を受けた(中略)「“心の白内障”も取れた。この明るくなった心の目で今季を見通すと、開幕3連勝してオールスターまでに2位に3ゲーム差を付け、9月には10ゲーム差で優勝。その勢いで日本一を4年ぶりに獲ってもらうと確信している」と発言したそうです。
 この「戦力分析」の妥当性について述べる気はありません。ただ、この人の理想とする展開というのは営業上どうなのでしょうか。仮に実現したところで、「不可解な金銭トレードやFAで他球団の主力をかきあつめた結果」としらけられ、観客動員や視聴率の低迷には拍車をかける危険性すらあると思うのですが・・・。それらの「危機」を考えれば、「1973年や1994年のように最終戦で勝って優勝してほしい」とでも言えば、まだ気が利いていると思うのですが。
 相変わらず、「ファン」という存在をまったく認識していないようです。「心の白内障」とやらは、ご本人が自覚している以上に重症だということなのでしょうか。 2006年03月02日 23:50