2006年02月01日

キャンプ開始

[ 野球 ]

 今日から2月ということで、12球団の春季キャンプが始まりました。昨年ポスティング移籍でキャンプ後までもめた選手がいずれも不本意なシーズンを送った事で、今更ながら「春季キャンプの重要さ」が少しわかったような気がします。というわけで、例年以上に注目しています。
 マリーンズは一軍が久々の海外となるオーストラリアで二軍が鹿児島。しかし、WBCに出場する4投手と里崎捕手が、WBCの調整の関係もあり鹿児島でキャンプを行うなど、「分離キャンプ」になっています。
 とりあえず、今日の記事で目立ったのは、高卒新人の柳田選手。獲得時、投手にするか野手にするかまだ未定という感じでしたが、今日も昼は投球練習をし、夜は打撃練習でバックスクリーンに叩き込んでいたとか。こうなるとますます、どちらのポジションに専念させるか難しくなりそうです。野球人生にも影響するだけに、首脳陣がどう判断するか、興味深いところです。
 もう一つ、事前に危惧されていた「蝿の大量発生」については、報道が見当たりませんでした。とりあえず、何とかなっているのでしょうか。

 ところで、「ダイエーホークス」の元オーナーで、昨年は「ソフトバンクホークス」の株を2%所有して「名誉顧問」の肩書きを持っていた中内正氏が、先日、株を手放して「名誉顧問」をやめました。そしてそれから数日後、今度は読売球団の「オーナー顧問」になったそうです。3年連続で三つの会社の球団に所属し、それぞれ似たような名前の肩書きながら、毎年肩書きが変わる、というのはかなり珍しいかと思います。
 私はホークスファンではないので、この人の事も、その「異動」に関する裏事情も全然分かりません。ただ、2003年にホークスがマリンで優勝した時、一緒にビール掛けに参加し、翌日は今は亡きダイエー津田沼店で行われた鏡割りにも出席していたので、かなり熱心なオーナーだと最初は感心したものでした。
 ところが、直後に謎の小久保選手の読売無償トレード事件が発生。その際に、詳しい説明はせずに泣いている姿を見て、かなり呆れたものでした。さらに、2004年の「球界再編」の際にホークスとマリーンズの合併に向けて動いたという話を聞き、「何だ、あのビール掛けも、仕事熱心さというより、ただはしゃいでいただけなんだな」という感じで最初に持った好感も完全に吹っ飛びました。今回の「転職」も、「無償トレード」と関係があるのでは、とつい邪推したくなります。(なお、同様の理由で、にロッテ球団のオーナー父子並びに球団代表はいまだに嫌いです)。
 ところで、福岡ドームにはこの人のファンが「永久オーナー」だの「名誉顧問」だのといった垂れ幕をかかげて応援(?)していました。やはり、その人たちは、これからは読売ファンになって「永久オーナー顧問」とかいう垂れ幕を作って応援するのでしょうか。他人事ながら、ちょっと興味を持っています。

2006年02月01日 23:13