2006年01月31日

酒屋に行く理由

 近所に酒屋があります。一応、我が家から一番近いのですが、酒はともかく、つまみはロクなものがありません。店内も薄暗い感じで、いろいろな意味で雰囲気はよくありません。しかも、店主は普段は愛想がいいのですが、たまにビール券で買物しようとすると、露骨にいやそうな態度をとったりします。30秒歩けばつまみが豊富で酒の種類も大差がないコンビニがありますし、さらに3分歩けば、酒の値段が安いスーパーもあります。
 にも関わらず、私はこの酒屋を使い続けています。その理由は、この酒屋のレジに鎮座している猫です。大柄の雑種で、お世辞にも美猫とは言えません。しかも愛想も悪く、客が声をかけても「ニャー」と一声返せば上出来、ほとんどが無視です
 とまあ、客観的に見ればどこがいい猫であるのか良く分かりません。ところが、ついこの猫を見たりなでたりするために、この酒屋に寄ってしまいます。まあある意味、接客担当者に関心を持ってもらうためにキャバクラやホストクラブに通い詰める人の心理に通じるものがあるのかも、などと思っています。

2006年01月31日 21:32