2006年01月05日

イチロー選手、ドラマ出演ほか

[ 野球 ]

 昨日放映の、「新春ドラマSP 古畑任三郎ファイナル・フェアな殺人者」を見ました。「古畑任三郎」を見るのは初めてです。それどころか、「推理物」はドラマ・漫画・小説のいずれを含めてもここ20年くらい見たり読んだりしていません。というわけで、「謎解き」が優れているのかどうかは全然分かりません。そこで、イチロー選手の演技および、「殺人者」にするという前提のもとでどのような形でイチロー選手をを立てるのか、というのに興味を持って見ていました。といっても「演技力」うんぬんを語るほど、ドラマや映画を見てはいないのですが・・・。

 その注目していたイチロー選手の立て方ですが、「殺人」のところをロシアンルーレット風に描いた事や、「フェアプレイ」という単語にこだわって作ったあたり、成功したのではないかと思っています。できれば、「兄のアリバイ」というところでも嘘をつかない設定にしておけば完璧だったと思うのですが、話の構成上、仕方なかったのでしょうか。
 あと、一つ気になったのは、話の鍵の一つである、「イチロー選手のサインは、『兄』が代筆していた」という所でした。話の途中で、「古畑」が「田村正和」になって、「もちろん、本当に殺人などしていない。当初は『ハチロー』という役名を考えていたが、本人の意思により『イチロー』となった」などと舞台裏を語ります。しかし、そこでは「サインの代筆」については何ら言及していません。これについては、視聴者が自分で考えてくれ、という事なのでしょうか。
 まあ、自分としては、「有名人のサイン」というものを集める趣味はないので、どうでもいい事ではあるのですが・・・。

 ところで、読売がFAでライオンズの豊田投手を獲得しましたが、それに対する見返りが人的保障となり、江藤選手がライオンズに移籍する事になりました。これまで、FAで読売入りした「他球団の4番」は、落合選手・広沢選手・清原選手と、いずれも自由契約となって放出されました。それが今回の江藤選手でこの「FAで呼んで自由契約で出す」という慣習(?)は終了となったわけです。もっとも、「保留選手リストに入れられずに人的保障要員として出される」のと、自由契約ではどちらがいい扱いなのかよく分かりませんが・・・。
 ところで、江藤選手の談話にあった「巨人での6年間はいい思い出ばかりだった。」というのは、率直な本音なのでしょうか、それとも皮肉なのでしょうか。これまた気になるところです。

2006年01月05日 21:54