2005年12月03日

平井光親氏が二軍コーチ補佐に就任ほか

[ 野球 ]

 マリーンズの新コーチ陣が発表となりました。とはいえ、優勝した事もあり、退団は一人もいませんでした。そして、3年前に引退してフロント入りしていた、元首位打者の平井光親氏が二軍コーチ補佐になっていました。あとは、微妙に肩書きが変わったりした人もいましたが、おそらくは現状どおりと思われます。
 ちなみに、荘二軍コーチは、数年前まで「トレーニングコーチ」だったのが、去年あたりから「トレーニング兼任投手コーチ」となり、今回の人事で「投手コーチ」になりました。元々一軍にもいなかったため、これでマリーンズには「トレーニングコーチ」はいなくなった事になります。
 ふと気になって選手名鑑のコーチ欄をみたのですが、この「トレーニングコーチ」というのは球団によっていたりいなかったりします。ある意味、不思議な役職です。
 なお、この平井氏の加入で、マリーンズのコーチは二軍監督を含めて15人になっています。ちなみに一番少ないのはファイターズの13人のようです。

 一方、当初は球団に残るように言われていた初芝元選手ですが、今日あった草野球での発言によると、ニッポン放送の解説者になるとか。何度も書いていますが、氏の話術はかなりのものなので、大いに期待できます。どういう契約になっているのか知りませんが、ぜひともCSにも登場してほしいものです。なお、その草野球の模様については嫁さんのブログをご参照願います。

 タイガースでは、井川投手が現状維持の一発更改。ポスティング保留も含め、本人も納得していたようです。昨年は2月過ぎまでもめてキャンプが充分にできなかったのが不振の原因になったように思いました。来年はこれで何の障害もなく野球に専念できると思いますので、ぜひとも2003年のような投球を見せてほしいものです。
 あと、ホークスがバティスタ選手を解雇。確かに打率は低く、失策も多かったですが、サヨナラ打など、重要なところで打っている印象もあるので、ちょっと意外でした。
 ところで先日、今季三度目のドラフトとなる「育成ドラフト」なるものが行われました。なんでも、ここで指名された選手は二軍戦のみの出場となるとのことです。とはいえ、登録を変えれば一軍でも出場できるとかでよくわかりません。そしていざやってみたら、利用したのは4球団で計6人。ファイターズに至っては、当初指名する予定が、規定の誤解などで指名を回避したとか。6人くらいなら、わざわざ制度を作らなくても、既存の制度の枠内でどうにでもなるようにも思えますが・・・。だいたい、「育成を目的」といっても、たいていの高卒選手は最初の数年は、「育成を目的」だと思いますし、今ひとつよく分からない制度です。

2005年12月03日 23:50