2005年11月04日

堀選手、18年目で初のベストナインに

[ 野球 ]

 札幌ドームで行われた「プロ野球コンベンション」の中継を見ました。MVP・ベストナイン・新人王を、従来の事前発表から表彰式当日の発表にするなど、イベント性を高めました。また、あわせてファンに公開する形にも変えられています。
 冒頭、「正力松太郎賞」を受賞したバレンタイン監督のインタビューの際に、通訳のマイクが入っておらず、視聴者・観客の英会話力が問われるような珍事もありました。そして、記録部門の表彰があった後、いよいよ初公開となる、記者選考の賞の発表となりました。
 まずはベストナイン。大半のポジションは、だいたいの見当がつきます。しかし、今年については、パの一塁を除く内野と外野の一角、セの投手と二遊間など、いくつかの守備位置については、複数の候補者がおり、どうなるか楽しみにしていました。
 そしてパの内野ですが、二塁が堀選手・三塁が今江選手・遊撃が西岡選手とマリーンズ勢が三部門を獲得、外野でもフランコ選手が獲得し、マリーンズで4箇所を獲得しました。なお、ホークスは杉内投手・城島捕手・ズレータ選手・宮地選手・松中選手と過半数の5箇所、三位以下の球団では唯一ライオンズの和田選手が外野で入りました。宮地選手は一昨年に戦力外通告をライオンズから受け、テストでホークスに入って二年目でのベストナイン入りです。また、フランコ選手は内野手登録ながら、外野でのベストナインという快挙(?)を達成しています。
 堀選手は18年目で初のベストナインに選出されました。私とは同年代という事もあり、発表を聞いた時は、非常に嬉しく思いました。

 一方、セリーグではタイガースが矢野選手・今岡選手・金本選手・赤星選手と4箇所を獲得。一塁はカープの新井選手、外野はスワローズの青木選手とタイトルを獲得した人が入りました。投手はカープの黒田投手でした。最多勝を獲得のうえ、交流戦で杉内投手に二度投げ勝ったのが評価されたのでしょうか。二遊間は荒木選手・井端選手と昨年に続いてドラゴンズの誇る二人が受賞。というわけでベイスターズと読売からは受賞者はいませんでした。せっかくAクラス入りをしただけに、ベイスターズからは種田選手あたりが選ばれても良かったとも思いましたが・・・。
 新人王は久保投手と青木選手が文句なしの受賞。これは予想するまでもありませんでした。それにしても、9月半ばに久保投手がライオンズを完封して10勝目を挙げた時、日刊スポーツが「マリーンズの前身となる球団から、投手の新人王は二回出ているが、その時はいずれも日本一となっている。だから今年も久保投手が取れば日本一」と書いていました。その時は「確かにそうなってほしいが、いくらなんでも・・・」と思っていましたが、今にして思えば、慧眼だったと言わざるをえません。
 そしていよいよMVPですが、パリーグは杉内投手が、セリーグは金本選手が選ばれました。パの場合、杉内投手と松中選手の争いかと思ってはいました。なんでも、記者投票では一位は松中選手が多かったものの、二位以下に杉内投手を挙げる人が多く、得点で杉内投手が上回ったという事です。まあ、圧倒的な差がない以上、同じ選手が二年連続で取るよりは、別々の人が取ったほうがいいとも思いました。
 一方、金本選手ですが、こちらは二位の藤川投手に大差だったそうです。何度か書いているように、私は藤川投手の「登板数記録」については、好意的な評価はしていません。しかし、藤川投手がウイリアムス投手とともに挙げた「ほぼ絶対的な中継ぎ」としての実績は素晴らしいと思っています。もちろん、金本選手の「連続フルイニング出場の記録更新・打撃三部門全て3位以上の上に四球数1位」という数字と、さらに数字に見られないリーダーシップが素晴らしいのはもちろんなのですが・・・。
 インタビューにおいて、藤川投手が「先発か抑えをやりたい」と言っていましたが、これは、そのあたりの経緯を意識しての事なのかもしれません。まだまだ、中継ぎ投手の評価は、苦労の割には低いという事なのでしょうか。

 ところで、昨日、草薙で行われたパリーグ東西対抗戦の録画を見ました。「球界再編」の影響もあり、ライオンズが「西軍」に入りました。元々は福岡で誕生した球団なだけに、「先祖がえり」と言えるかもしれません。
 また、冒頭の本塁打競争で、バレンタイン監督が捕手でヒルマン監督が投手という「外国人バッテリー」が登場。現役時代に経験があるそうで、バレンタイン監督の捕手姿もなかなかのものでした。
 試合のほうは、立ち上がり、渡辺俊介投手が二死無走者からポテン安打の後、松中選手・和田選手・中村選手に三連打されて3失点。しかし、その裏、今江選手の3ランなどで逆転し、5回には西岡選手のソロで追加点を挙げ、3点差とします。二番手の小野投手は2回を無失点で抑えたものの、7回から三番手で登板の久保投手が、1死から今季レギュラーシーズン本塁打1本の日高選手にソロを打たれ、さらに大村選手・石井選手に連打されます。さらに、天敵・中島選手に右中間を抜かれる適時打を打たれ、続く谷選手の犠飛で同点、そして和田選手の適時打で一気に逆転されます。
 そして9回表にダルビッシュ投手が平野選手に2ランを打たれて3点差に。その裏、二死無走者から馬原投手相手に橋本選手が得意の四球で出塁し、続く西岡選手がこの試合二本目となる2ランを放って1点差に迫りますが、最後はサブロー選手が倒れ、試合終了となり、西軍が9対8で勝利しました。マリーンズ勢は8点中6点を挙げましたが、失点も9点中7点という結果になっています。なお、初芝選手も打席に立ち、内野フライを打っています。

2005年11月04日 23:52