2005年10月04日

高校生ドラフトと、選手企画パスタその2など

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 昨日は、「高校生ドラフト」が行われました。運営の不備などから、はずれくじを引いた球団の人が喜ぶ、などという事もあったようです。マリーンズはカープとともに、来月行われる「大卒・社会人ドラフト」にある「希望枠」(昨年までの自由枠のようなものらしい)を使わずに、代わりに「二巡目」の指名権を獲得しました。「希望枠」を使わないなら、その代償は「一巡目」だと思うのは、自分がマリーンズファンだからでしょうか。
 いずれにせよ、マリーンズは予定通りの四人の選手を指名できたようです。アマチュア球界の事は全然わかりませんので、成功したのかどうかは全然分かりません。いずれにせよ、イチロー選手の例もあるように、ドラフトの指名順位とその後の活躍はさほど関係がありません。(参考・1991年ドラフト選手一覧)。というわけで、上位指名された選手はサブロー選手や西岡選手を目指して、下位指名された選手は福浦選手や小野投手を目指して頑張ってほしいものです。
 ところで、一昨日に続き、今日もまたマリーンズ選手が企画したパスタを食べに行きました。今日は私が小坂選手の「和風ボンゴレ」で、嫁さんが渡辺俊介投手の「茄子とモッツァレラチーズのボロネーゼ」です。
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 今日のパスタも満足の行く味でした。さらに、会計時のスピードくじで、「直筆サイン入り選手パネル」が当選。このテのスピードくじでは、これまで「コンビニのアイスや缶飲料」くらいしか当てた事のない我々にとっては、かなりの幸運です。また、好評につきこの企画は延長とのこと。また行きたいものです。

 甲子園のタイガース対ベイスターズは井川投手と三浦投手が先発。この両者は今季2度投げ合って、2回とも両者1失点で延長12回1対1で引き分けという投手戦を演じています。今日も、3回までは井川投手は1安打、三浦投手は1四球という投手戦でした。しかし、4回に土曜日に続いてスタメン3番に入った林選手のプロ第1号でタイガースが先制、さらに金本選手も40号ソロで続きます。しかし、直後の5回表、解説者が「今季、下柳投手は得点してもらった直後を抑えるが、井川投手はそこで点を取られる。これが今季の二人の違いです」と言ったそばから、多村選手が30号ソロをバックスクリーン近くに叩き込んで1点差に、そして続く6回には2死1塁から金城選手の12号2ランが出てベイスターズが逆転します。
 7回にも長打2本で1点を追加され、井川投手は6安打無四球ながら4失点でこの回で降板します。その裏、タイガースも1点を返しますが、直後の8回、ウイリアムス投手が小池選手に19号ソロを打たれ、大きな追加点を奪われます。9回裏にはクルーン投手から、代走で出場した期待の赤松選手がプロ初盗塁を決め、さらに関本選手の適時打で生還して1点を返したものの反撃はここまで、6対4でベイスターズが勝ちました。観客数は4万7千2百人ほどでした。三浦投手は11勝目で、防御率も2.5点台を維持し、2位との差は相変わらず0.5点近くあります。
 一方、井川投手は13勝9敗で防御率3.86。13勝は少なくない数字ですが、本来の井川投手の実力からすると、かなり不本意な成績でしょう。キャンプ入り後まで大リーグ移籍問題をひきずったのが原因なのでは、と思われます。シーズン後、また大リーグ移籍話は出るとは思いますが、少なくとも、キャンプインまでにしてほしいものです。
 もっとも、私が今季唯一、生で見た井川投手の投球は、マリンスタジアムでの「8安打ながら無四球完封」という素晴らしい内容だったのですが・・・。

 神宮のスワローズ対ドラゴンズは石堂投手と中田投手が先発。2回に小野選手の適時打で先制したスワローズが、5回にも岩村投手の適時打で追加点。一方、石堂投手は7回まで6安打1失点。最後は石井投手が締めて。2対1でスワローズが勝っています。観客数は1万2百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは野間口投手と黒田投手が先発。黒田投手は川中選手に2本の本塁打を浴びて3失点。15勝目はなりませんでした。観客数は3万4千7百人ほどでした。

2005年10月04日 23:27