2005年09月21日

中盤の集中打で逆転し、2ゲーム差に

[ 野球 ]

 マリンスタジアムのマリーンズ対ホークスの4連戦の3戦目。今日は夕方まで仕事をした後に球場に行きました。4日連続で球場に行くなど、高校時代に後楽園でビール売りのバイトをしていた時もなかったように思います。
 海浜幕張駅に19時半くらいに着いたのですが、ホームから階段を駆け下りると、同じように急いでいる会社帰りの人が少なからずいました。そして球場行きの直通バスもこの時間なのにほぼ満員でした。
 先発はセラフィニ投手と田之上投手。セラフィニ投手は2回に安打と連続四球で無死満塁として、カブレラ選手に先制打を喫しますが、後続は抑えます。一方、マリーンズ打線は4回まで田之上投手に完璧に抑えられます。もっとも、昨日・一昨日とも序盤は似たようなものだったので、あまり心配していませんでした。
 球場に着くとちょうど5回表の攻撃中。先に観戦している嫁さんとの待ち合わせがうまくいかず、しばらくは球場の入口でのモニタ観戦でした。すると、ちょうど大塚選手が長打性の当たりを好捕し、場内からの大歓声が響いてきました。
 そして5回裏、昨日・一昨日と得点のきっかけとなっているサブロー選手が安打で出塁。そして続くフランコ選手が初球を右翼席に叩き込み、20号2ランで逆転します。この時もまだ入口にいたのですが、切符係の人もモニターを見ながら歓声をあげていました。

 さらに今江選手が安打で出塁。このへんでやっと席につけたのですが、続く李選手も安打でつなぎます。1死から橋本選手が久々に得意の四球を選んで満塁に。そして西岡選手が中前に適時打を放って3点目を挙げ、田之上投手をKOしました。2番手は佐藤誠投手でしたが、この継投は裏目に。堀選手が左中間にマリンでの今季1号となる7号満塁本塁打を放ちます。その後も打者一巡してから再びサブロー選手からの3連打で1点を追加。この回一挙に8点を挙げました。
 いきなり大量援護を貰ったセラフィニ投手ですが、直後の6回表に先頭の松中選手をストレートの四球で歩かせるなど、どうも冴えません。結局、この回、内野ゴロの間に1点を返され、6回を5安打6四死球での2失点でお役御免となりました。
 7回からは高木投手が登板。8回に打ち取った当たりが「お見合い」で二塁打になったのをきっかけに1点を返されますが、7・8回をそれだけに抑えます。一方、打線のほうは7回裏には今江選手の8号3ランで、8回裏には西岡選手の2本目の適時打などで2点を追加し、ダメを押します。なお、8回裏に1死1・3塁で初芝選手が代打で登場。ネクストバッターズサークルに入っただけで場内は大歓声でした。なお、その大声援に相手が動揺したのか、初芝選手は失策で出塁しました。さらに9回表には三塁の守備にもついています。
 9回は小宮山投手が登板。最後は昨日・一昨日と9回に安打を打っている本間選手を打ち取り、3人で締めました。というわけで13対3と大勝して3連勝。ゲーム差を2に縮めました。観客数は1万6千5百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ドラゴンズは下柳投手と川上投手が先発。8月以降すっかり冴えを失った川上投手に対し、2回に金本選手の38号ソロでタイガースが先制。さらに4回には暴投と檜山選手の適時打で2点を追加します。一方、下柳投手は6回を6安打ながら無失点に抑え、後は「いつもの三人」が登場。三人でドラゴンズ打線を1安打に抑え、4対0で勝ちました。下柳投手が先発での完封リレーは今季4度目、また、下柳投手はリーグ首位タイとなる13勝目を挙げています。これでマジックは6になりました。観客数は4万7千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは門倉投手と黒田投手が先発。2対2でむかえた7回表に前田選手の適時打で勝ち越したカープが3対2で勝っています。なお、試合後にはビジターながら野村選手に花束贈呈がありました。観客数は6千9百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズは内海投手と館山投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万4千2百人ほどでした。

2005年09月21日 23:47