2005年09月17日

久保投手、久々の勝利を完封で飾り、10勝目

[ 野球 ]

 今日は遅くまで仕事で、唯一見れた「中継」は福岡ドームの北川選手のヒーローインタビューのみでした。
 というわけで、恒例の「携帯速報メール観戦」となった千葉のマリーンズ対ライオンズ戦は久保投手と西口投手が先発。久保投手は1ヶ月半ほど勝星がありません。そして今日も初回にいきなり1死満塁とします。しかし、この危機で和田選手を併殺に打ち取り、無失点で切り抜けました。
 その裏、マリーンズは先頭の小坂選手がいきなり三塁打を放ち、続く堀選手の犠飛であっさり先制。さらに2死2・3塁から今江選手の2点適時打が出て一挙3点を先制します。さらに2回には小坂選手の適時打、4回には李選手の28号ソロなどで着実に加点し、5回までに6点を取りました。
 一方、久保投手は初回の危機を切り抜けた後は素晴らしい投球。2回以降、ライオンズ打線を3安打1四球に抑え、久々となる10勝目を今季3度目の完封で飾りました。この完封3は渡辺俊介投手と並び、リーグ首位です。また、マリーンズの新人投手の10勝目は55年前の「毎日オリオンズ」の荒巻投手と榎原投手以来とのこと。また、チームで二桁勝利投手5人は球団史上初との事です。観客数は1万8千8百人ほどでした。

 福岡のホークス対合併球団は杉内投手と山本省投手が先発。この予告先発を見た時は、「今日はだめでも、明日はなんとか合併球団は勝たないものか」と思ったほどでしたが、意外にも初回に合併球団が2点を先制します。3回にホークスが追いつきますが、そこで早くも山本省投手を諦めて、おなじみとなった「序盤からの継投」に入ります。これが効を奏し、ホークスに追加点を与えません。一方、杉内投手も2回から9回までを2安打に抑えて2対2で延長に入ります。そして10回表、二番手の吉武投手に対し、内野安打をきっかえに満塁とし、北川選手が勝ち越しとなる適時打を放ち、さらに村松選手が押し出しを選んで2点を勝ち越します。その裏、ホークスも1点を返しますが、最後は大久保投手が松中選手を三振に打ちとって合併球団が4対3で勝ちました。これでマリーンズとホークスの差は4に縮まり、合併球団とライオンズはゲーム差0となっています。観客数は3万4千7百人ほどでした。
 札幌ドームのファイターズ対イーグルスは鎌倉投手と有銘投手が先発。先制された直後に小笠原選手の3ランで逆転したファイターズが6対2で勝っています。観客数は1万9千8百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは福原投手とゴンザレス投手が先発。4回まではともに2安打無失点の投手戦でしたが、5回に岩村選手の2ランでスワローズが先制。さらに6回にも2点を追加します。8回にタイガースも2点を返しますが、9回にスワローズがダメ押しの3点を取り、7対2でスワローズが勝ちました。観客数は4万7千3百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズ戦はレイボーン投手とマルティネス投手が先発。6回に4点を取って逆転したカープが、永川投手・ベイル投手とつないで4対2で勝ちました。これでタイガースのマジックは10に減りました。観客数は1万1千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は吉見投手とマレン投手が先発。同点に追いつかれた直後の2回裏に、一挙5点を勝ち越したベイスターズが、中終盤に着実に追加点を挙げ、11対5で勝っています。観客数は1万6千6百人ほどでした。

2005年09月17日 23:36