2005年09月15日

タイガース、マジックを11に

[ 野球 ]

 今日はセリーグのみ。長崎からの移動で中一日を置いての2戦目となった東京ドームの読売対タイガースは西村投手と下柳投手が先発。初回、いきなり今岡選手の26号満塁本塁打などでタイガースが5点を先制します。さらに2回にも2死から満塁にして西村投手を早々とKOした時は、4試合連続二桁得点は確実かと思われましたが、そこから読売の継投陣相手が好投。矢野選手の通算一千本安打となる16号ソロなどが出たものの、2点しか追加できません。
 しかし、下柳投手は4回までを完璧に抑え、5回に1点を失ったものの、6回途中まで4安打1失点。その後は、大差ながら、「いつもの三人」を投入する余裕の継投で読売打線を封じ、7対1で快勝しました。下柳投手はリーグ首位に並ぶ12勝目を挙げています。観客数は4万4千9百人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対ベイスターズは山井投手と門倉投手が先発。初回にドラゴンズが2点を先制しますが、6回にベイスターズが逆転。しかし、その裏に福留選手のソロで追いつき、同点のまま9回になります。その9回にドラゴンズは岩瀬投手を登板させますが、2死満塁から種田選手が勝ち越し三塁打を放って、一気に3点を追加。その裏はクルーン投手が抑え、6対3でベイスターズが勝ちました。観客数は2万5千8百人でした。タイガースのマジックは2つ減って11となっています。
 神宮のスワローズ対カープは石川投手と黒田投手が先発。投手戦となりましたが、5回に連打で無死1・3塁の好機を作ったスワローズが城石選手のスクイズで先制します。石川投手は8回を5安打無失点に抑え。9回は石井投手が登板して完封リレー。黒田投手も8回を4安打1失点完投でしたが、援護に恵まれませんでした。石川投手はプロ入りから4年連続の二桁勝利を達成しています。両チーム通じて四死球がなく、試合時間は2時間22分でした。観客数は1万2千5百人ほどでした。
 ところで、昨日の試合後、カープの野村選手が引退表明をしました。また、イーグルスはベテラン6投手への戦力外通告を発表しています。

2005年09月15日 23:49