2005年09月03日

渡辺俊介投手、今季3度目の完封

[ 野球 ]

 日中は仕事だったので、デーゲームのマリーンズ戦は「携帯メール+夜の録画放送観戦」となりました。その千葉のマリーンズ対ファイターズは渡辺俊介投手とダルビッシュ投手が先発。渡辺俊投手は、先頭打者に安打され次の打者に犠打を決められるも後続を抑える、というよくある立ち上がりでで0点に抑えます。一方、マリーンズ打線は初回・2回と2死満塁とダルビッシュ投手を攻めますが、いずれもあと一本が出ず、2回で早くも6残塁という拙攻になります。
 しかし4回、先頭の李選手が26号ソロを放ち、待望の先制点を挙げます。一方、渡辺俊投手は5回まで4安打を打たれますが、いずれも単発で、得点を与えません。

 しかし、打線は相変わらずダルビッシュ投手をとららえきれません。5回の無死2・3塁、6回の無死1・2塁、7回の無死1塁がいずれも得点に結びつきません。しかし、渡辺俊投手は拙攻にもめげず好投、6回以降はファイターズ打線に安打すら許しません。
 そしてマリーンズは8回裏、先頭の今江選手が安打し、ここでダルビッシュ投手が降板。続く李選手もトーマス投手から今日3本目の安打を放って無死1・3塁と4回連続で好機を作ります。ところが、今季初の8番に入ったベニー選手、さらに橋本選手の代打・里崎選手も凡退し、2死1・3塁に。しかし、続く西岡選手がボテボテのゴロを打ち、一塁に足から滑り込んで内野安打にし、やっと追加点を挙げました。
 そして9回表、渡辺俊投手は1死からこの日2つめの死球を出しますが、続く稲葉選手・木元選手を抑えて試合終了。4安打2死球で、両リーグ唯一となる今季3度目の完封を達成しました。観客数は2万4千人ほどでした。

 仙台のイーグルス対合併球団は一場投手と高木投手が先発。2回裏に山崎選手の連日の23号ソロで先制し、さらに2点を追加。中盤に追加点を挙げ、9対0と昨日に続き、大差になります。一方、前回9回無失点だった一場投手は7回まで無失点。8・9回に1点ずつ奪われたものの、10安打ながら2失点でプロ初勝利を完投で挙げています。観客数は1万2千9百人ほどでした。
 唯一のナイターとなった福岡のホークス対ライオンズは杉内投手と西口投手という16勝対決。2週間前の「15勝対決」の時は杉内投手が勝ちましたが、2回無死1塁から中村選手に19号2ランが出てライオンズが先制します。一方、西口投手は安打こそされますが、ホークス打線を無得点に抑えます。そして8回、カブレラ選手があわや本塁打という二塁打を放ち、中島選手に適時打が出てダメ押しの4点目。杉内投手はここで降板となりました。西口投手は8回を無失点。9回は豊田投手が抑え、4対0でライオンズが勝ち、再び3位復帰。また、ホークスとマリーンズの差も再び4に戻りました。観客数は3万4千1百人ほどでした。

 札幌ドームのベイスターズ対タイガースは門倉投手と安藤投手が先発。初回にベイスターズが先制しますが、門倉投手は制球が悪く、3回に3四球を出し、タイガースが1安打で3点を取って逆転します。さらに6回にも1点を追加し、7回途中からは「いつもの三人」が登板。しかし、最初の二人は抑えたものの、9回から登板の久保田投手が乱れて2失点で1点差に。さらに2死満塁とし、多村選手の遊ゴロに対し、鳥谷選手の送球がそれますが、シーツ選手が好捕して試合終了。4対3でタイガースが苦手の札幌で勝利をおさめています。観客数は1万9千1百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対スワローズはマルティネス投手と館山投手が先発。2回にドラゴンズが大量5点を先制し、さらに5回に中押し、7回にダメ押しで計9点。一方、マルティネス投手は7回1失点で6勝目を挙げています。観客数は3万4千9百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は小島投手と桑田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万2百人ほどでした。

2005年09月03日 23:51