2005年09月02日

イーグルス山崎選手、惜しくもサイクルを逃す

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対合併球団は有銘投手と吉井投手が先発。吉井投手は2回まで無安打でしたが、3回1死から一気に7連打を喫するなど6失点。さらに4回にも山崎選手に2ランを打たれ、8失点でKOされました。さらに6回には二番手の吉川投手を打ち込んで、この試合二度目の打者一巡で一挙10点を挙げ、18点を取ります。特に山崎選手は3回に二塁打、4回に本塁打で、この回はプロ19年目で8本目となる三塁打を放ち、単打が出ればサイクル、としました。そして8回裏、2死無走者で打席がまわり、久々一軍復帰の山口投手の足元を抜く当たりを放ちます。しかしこれがプレートに当たった感じで勢いが削がれて二塁ゴロに。惜しくも記録達成はなりませんでした。
 一方、前回、先発転向後7試合目で初の中盤KOを喫した有銘投手ですが、今日は5回まで2安打無失点。6・7回に1点ずつ取られますが、超大量援護もあって、今季3勝目を挙げています。観客数は1万4千2百人ほどでした。
 今日はマリーンズのみならず、タイガースとベイスターズも試合がなかったので、ここを主に見ていました。このカードをじっくり見るのは初めてだったのですが、今更ながら「昨年までのチームメイト同士」の対決の多さに奇妙な感じがしました。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対スワローズは朝倉投手と石川投手が先発。ここのところ好投の続いていた朝倉投手ですが、今日は2回まで無失点だったものの、3回2死無走者から四球を一つ挟んでの6連打で6点を失い、あっさりKOされます。一方、ドラゴンズは4回の1死満塁でアレックス選手が併殺。さらに6回には無死1・3塁から立浪選手の一塁線を抜けようかという痛烈なライナーをリグス選手が好捕してこれまた併殺と好機を生かせません。7回にはアレックス選手の2ランで3点差としたものの、8回の無死1塁でまた併殺に倒れ、9回は石井投手が三者連続三振に抑え、6対3でスワローズが勝ちました。タイガースとドラゴンズのゲーム差は2に開いています。観客数は2万3千2百人でした。
 広島のカープ対読売は黒田投手と工藤投手が先発。初回に2点を先制したカープが4回1死2塁から嶋選手・新井選手・前田選手の三連発で一気に4点を追加し、工藤投手をKOしますます。一方、黒田投手は6回に本塁打2本で3点を失うものの、8回を7安打無四球。9回、ベイル投手がいきなり死球を与えた後、連打され、2点差となってなお1死1・3塁とされますが、そこから二者連続三振に抑え、6対4でカープが勝ちました。黒田投手はリーグ勝数単独首位の12勝目を挙げています。観客数は1万9千8百人ほどでした。なお、この試合、グランド整備の時に「ミッキースペシャル TSS謝恩ナイター」と称して外野の芝生を101匹の犬が歩くという企画がありました。

2005年09月02日 23:33