2005年08月25日

タイガース、ロード最後に連敗

[ 野球 ]

 台風のため4試合中3試合が中止になりました。唯一行われた広島のカープ対タイガースはロマノ投手と下柳投手が先発。1回裏、嶋選手が2ランを打ってカープが先制。さらに3回には緒方選手、4回には前田選手と倉選手と本塁打が出て、下柳投手は4本塁打6失点で前回に続いて序盤にKOされました。
 一方、ロマノ投手に5回まで1安打に抑えられたタイガース打線ですが、6回に1死満塁から今岡選手に満塁本塁打が出て、一気に2点差と迫ります。しかし、その裏に前田選手に本日2本目のソロが出て、7回からはカープの細かい継投で1点しか返せず、9回はベイル投手に3人で抑えられ、7対5でカープが勝ちました。
 久々に長期ロードで勝ち越したタイガースですが、最後に連敗。ドラゴンズとのゲーム差は2.5となっています。観客数は1万9千7百人ほどでした。

 スカパーでは試合中止の「穴埋め」で懐かしの試合の放映がありました。今日の試合は1998年7月9日に神戸で行われたブルーウェーブ対マリーンズ戦。マリーンズが連敗を18で止めた試合です。序中盤で大量9点を挙げ、小宮山投手は5回まで1失点と楽勝ペース。しかし、6回裏に、連打を食らって打者一巡で5点を挙げられて3点差。そして打席には三番のイチロー選手。打率は3割8分を越えています。長打で同点、一発で逆転というところでしたが、小宮山投手はフォークを連投して内野フライに打ち取り、続くニール選手も打ち取って、この危機を脱します。終盤も抑えて、結局6失点ながら完投し、連敗を止めました。
 実は当時既に千葉に住んでいて、一応、パではマリーンズを応援してはいたのですが、この試合の記憶はありませんでした。まあ、この頃は野球全般に対する関心も、今の10分の1以下くらいでしたが・・・。一般的にも、18連敗目の試合で同点本塁打を打たれた黒木投手ばかりが報じられ、脱出を決めた試合はほとんど報じられていませんが。
 余談ですが、その6回あたりでのマリーンズの選手を見たら、小宮山投手の他に、堀選手・諸積選手・小坂選手・福浦選手と、半分が現在でも一軍で活躍している選手でした。

2005年08月25日 23:49