2005年08月23日

首位決戦は雨で中止

[ 野球 ]

 マリンスタジアムのマリーンズ対ホークス戦を観戦に行きました。雲行きは怪しかったのですが、とりあえずスタメン発表までは無事行われました。ところが、「ハワイアンナイト」という事で130名のフラダンサーによる踊りが行われる頃から雨が落ち始めます。最後に、武蔵丸親方の始球式が予定されていたのですが、豪雨のために、ベニー選手とのキャッチボールが行われたのみでした。
 一応、30分ほど待ちましたが、雨が引く気配はなく、試合中止が発表されます。それとほぼ同時に、場内では「諸積コール」が発生。それに応えて、諸積選手が恒例のダイヤモンド一周をやってくれました。最後は本塁にヘッドスライディングをした後、泳ぐマネまでやってくれました。
 すると今度は外野スタンドから「西岡コール」が。西岡選手は一塁に滑り込んだ後、スタンドの「リーリー」の声に応えてリードし、「牽制されて戻る」という「いつものやつ」までやってくれました。さらに、二塁に滑り込んだ際には、わざわざレフト近くまで行って、一緒に声援してくれているホークス応援団にも挨拶していました。
 続いて「今江コール」もありましたが、すでに今江選手は引き上げた後。最後までベンチに残っていたのが監督だったため、「ボビーコール」もありましたが、さすがに実現はしませんでした。
 なお、ホークスは先発予定の斉藤投手を明日にスライド、一方、マリーンズは明日の先発予定だった渡辺俊介投手を先発。この二人は今季初対決です。楽しみではありますが、天候が天候なだけに、実現するかどうかは微妙なところです。また、あわせて28日のマリンでの合併球団戦に黒木投手が先発する事も発表されました。

 仙台のイーグルス対合併球団は朝井投手とJP投手が先発。4回にイーグルスが山崎選手の20号ソロで先制しますが、直後の5回表に北川選手の適時打で追いついた合併球団が阿部真選手の2ランで勝ち越します。その後、ともに点を取り合い、2点差のまま9回裏に。合併球団は当然ながら大久保投手を投入しますが、安打と四球で無死1・2塁に。続く関川選手の犠打はうまく処理して三塁封殺しましたが、その際に足を痛めて降板します。急遽登板した本柳投手は沖原選手に安打されます。さらに吉岡選手のショートゴロで遊撃手と走者が交錯するような感じになり、内野安打で1点差としなお1死満塁。しかしここで四番の山崎選手が併殺打を打ってしまい、合併球団が6対5で逃げ切りました。イーグルスは11連敗です。観客数は1万3千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ファイターズは三井投手と鎌倉投手が先発。初回、セギノール選手の3ランで先制したファイターズが2回には小笠原選手の3ランなどで4点を追加するという一方的な展開に。久々の一軍登板となった鎌倉投手は5回を7安打2四球ながらライオンズの拙攻に助けられて2失点で抑え、5勝目を挙げています。最終スコアは19対3。安打数はファイターズ17に対し、ライオンズ12でした。観客数は1万4千人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは大竹投手と井川投手が先発。井川投手は初回に嶋選手にソロを打たれますが、その後は素晴らしい投球。一方、打線は2回に赤星選手の適時打で追いつき、3回に失策がらみで逆転し、その後も追加点を挙げて7点を取ります。井川投手は9回を5安打1四球で1失点。投球数はわずか97球で久々の完投をし、ハーラートップタイの11勝目を挙げています。観客数は1万9千6百人ほどでした。また、タイガースは11年ぶりに「長期ロード」の勝ち越しを決めています。
 福島いわきグリーンスタジアムのスワローズ対ドラゴンズはガトームソン投手と山本昌投手が先発。6回までともに無得点の投手戦でしたが、7回に森野選手の3ランでドラゴンズが先制。その裏、スワローズもラミレス選手のソロで1点を返しますが、その後は継投陣に反撃を抑えられ、最後は岩瀬投手が締めました。観客数は1万2千8百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は三浦投手と高橋尚投手が先発。雨の中行われた試合は、初回に読売が先制しましたが、2回裏に種田選手のソロで追いついたベイスターズは相川選手の二塁打で勝ち越します。その後は両投手好投しましたが、7回表の読売の攻撃中に雨が激しくなってコールドゲームとなり、ベイスターズが勝ちました。これでベイスターは今季の対読売戦勝ち越しも決めています。観客数は1万6千3百人ほどでした。

 ところで、スカパーではサッカー中止の代替番組として、1999年4月のマリーンズ対ライオンズ戦を放映していました。先発は黒木投手とプロ1年目だった松坂投手。投手戦となり、特にマリーンズは5回まで無安打に抑えられます。しかし、7回には四番の初芝選手のソロで先制。さらに8回には小坂選手を二塁に置いて、三番の堀選手が適時打を放って2点目。黒木投手は8回を無失点に抑え、9回はウォーレン投手が締め、マリーンズが2対0で勝っています。観客数は3万5千人との発表。今年だったら2万8千人といったところでしょうか。おそらく多くの人は松坂投手目当てだったのでしょう。

2005年08月23日 23:34