2005年08月20日

接戦を制して勝利

[ 野球 ]

 今日は仕事でデーゲームは見れませんでした。というわけで、仙台のイーグルス対マリーンズ戦のTV観戦もできず、「速報メール観戦(?)」でした。仙台は北に位置するとはいえ、この季節に屋外でデーゲームというのは驚かされます。
 その試合は有銘投手とセラフィニ投手が先発。「エース」有銘投手に対し、4回に里崎選手の2ランで先制します。セラフィニ投手は5回まで1安打でしたが、6回に失策もからんで同点に。しかし、続く1死2・3塁の勝ち越し機は凌ぎます。そして直後の7回に大塚選手に左翼線を抜く2点適時打が出て4対2と勝ち越し。8回は薮田投手、9回は小林雅英投手が抑え、そのまま勝ちきりました。マリーンズは対イーグルスの勝ち越しを決めました。観客数は1万6千7百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対ライオンズは杉内投手と西口投手という15勝3敗同士の対決。期待にたがわず投手戦となりましたが、6回に松中選手の中前に落ちる適時打でホークスが先制。8回にはバティスタ選手の適時打で追加点を挙げます。9回にライオンズは和田選手のソロが出ますが、後続を絶たれ、2対1でホークスが勝ちました。観客数は3万4千4百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ファイターズは高木投手と入来投手が先発。初回にあっさりファイターズが先制しますが、その後は投手戦に。ファイターズは4回の1死2・3塁で稲葉選手が止めたバットにボールが当たって内野ゴロになり、5回の無死1・3塁の好機も、2番手で本日誕生日の萩原投手に抑えられます。そして5回まで入来投手は3安打無失点でしたが、6回にガルシア選手とブランボー選手の連打で同点になります。
 そのまま7・8回とも無安打で9回に。ファイターズは先頭の稲葉選手が萩原投手から初となる安打を放ちますが、得点できず。その裏、2番手の建山投手が先頭の北川選手に安打され、続く迎選手の犠打はタイミング的には二塁アウトでしたが、送球がそれて無死1・2塁に。そこから犠打と敬遠で1死満塁として、途中出場の村松選手が初球を1・2塁間を抜くサヨナラ打を放ち、合併球団がサヨナラ勝ちしました。これでファイターズと合併球団のゲーム差は7に。プレーオフ進出の望みを絶つサヨナラ打になったようです。観客数は3万4百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースは館山投手と杉山投手が先発。1対1で迎えた5回表に、8番の藤本選手が失策で出塁。続く杉山投手が送ろうとしたところ、館山投手の球が顔面近くを直撃。大事にはいたりませんでしたが、動揺した館山投手は続く赤星選手の安打で満塁にした後、鳥谷選手にストレートの四球を与えてタイガースが勝ち越し。さらにシーツ選手の幸運な適時打の後、金本選手に満塁本塁打が出てこの回一挙6点を挙げ、一気に大差に。その後、点をとりあいますが、9対3でタイガースが勝ちました。観客数は3万4千1百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対ベイスターズは野口投手と門倉投手が先発。ドラゴンズ2点リードで迎えた6回表に連打で1点返してなお満塁に。ここでドラゴンズは二番手の遠藤投手を投入しますが、功を奏さず、種田選手の適時打で追いつき、続く代打・古木選手の適時打で勝ち越し。さらに、この回二打席目の小池選手の満塁本塁打なども出てこの回一挙8点を取り、大逆転。結局11対5でベイスターズが勝ちました。8回を4失点に抑えた門倉投手はドラゴンズ戦初勝利で、史上4人目の12球団勝利を達成しています。観客数は3万5千4百人でした。
 東京ドームの読売対カープは桑田投手と黒田投手が先発。前回初回降板の桑田投手は好投しますが、5回にフランコ選手の適時打でカープが先制。一方、黒田投手は8回6安打3四球ながら無失点に抑え、9回はベイル投手が三人で抑えて完封リレー。黒田投手はリーグ首位となる11勝目を挙げています。観客数は4万2千8百人ほどでした。

2005年08月20日 23:54