2005年08月10日

拙攻で連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ファイターズは久保投手と金村投手が先発。マリーンズ打線は初回・2回と先頭打者を安打で出しながら得点できず、さらに3回も1死1・2塁で昨日3安打のパスクチ選手が併殺に倒れます。
 一方の久保投手は2塁打2本を打たれながら3回まで無失点だったのですが、4回に先頭の小笠原選手を安打で出し、続くセギノール選手に先制2ランを打たれます。さらに、この3連戦好調の稲葉選手の三塁打を足がかりにもう1点取られます。
 その裏、今江選手と李選手の連続二塁打で1点を帰しましたが、続く5回も先頭の森本選手が三塁打。そして四球の後にセギノール選手の適時打で1点追加され、さらに安打で満塁。久保投手はここで降板しました。
 この無死満塁で連投となる高木投手が登板。しかし、稲葉選手にうまく合わせられて左前に適時打。さらに連続犠飛が出て7対1となります。なお、続く2死1塁で打席には中嶋捕手が。現在、2人しかいない元阪急ブレーブス選手同士の対決です。今日の解説の本西さんはこの二人と同期入団という事もあり、この対戦は感慨深そうでした。結果は、4月に続き、高木投手が抑えました。

 高木投手は6回は無安打に抑え、続く小宮山投手も9回途中まで2安打無失点と、ベテラン投手二人が活躍して追加点を与えません。しかし、金村投手も尻上がりに調子を上げ、結局7回を7安打1四球ながら1失点で抑えられます。8回はトーマス投手、9回はナイト投手からいずれも安打は打ちますが、得点にはつながらず、結局10安打しながら1得点という拙攻で、7対1で敗れ、連敗してしまいました。結局、このマリン9連戦は最初連勝しながら、5勝4敗に終わりました。観客数は2万3千2百人ほど。マリンの水曜日の観客数としては、交流戦でのタイガース戦・読売戦を越え、6月末の「全席一律1,500円試合」に次ぐ動員となりましたが、白星で飾れませんでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは松坂投手と和田投手が先発。初回に松中選手の適時打でホークスが先制し、ズレータ選手の32号ソロも出て4対0となります。ところが、5回に1点を返したライオンズが、6回にカブレラ選手と和田選手の連続本塁打などで一挙4点を取り、試合をひっくり返します。しかし直後の7回、怪我で登録抹消中の城島選手の代役の的場選手が二塁打で出て、犠打と暴投で同点に。さらにバティスタ選手の本塁打で再逆転します。松坂投手はここで6失点KOとなりました。さらに8回には的場選手の本塁打も飛び出し、最後は馬原投手が3人で抑え、8対6でホークスが勝ちました。これでマリーンズとのゲーム差は6となっています。観客数は2万4百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスはケビン投手と岩隈投手が先発。ガルシア選手が3本塁打を放って4打点。さらに終盤に追加点を挙げた合併球団が最後は10対2と圧勝しました。観客数は2万人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対タイガースは朝倉投手と福原投手が先発。援護が少ない福原投手ですが、初回に金本選手に3ランが出て先制。3回にも追加点を挙げます。福原投手は5回を2失点。後は間隔があいた事もあり、「必勝リレー」をちょっと長めに起用。3人で4回をウッズ選手のこの日2本目のソロのみに抑え、5対3でタイガースが勝ち、首位を守りました。観客数は3万8千1百人でした。
 神宮のスワローズ対カープはゴンザレス投手とレイボーン投手が先発。初回に前田選手の満塁本塁打が出て、2回にはラロッカ選手に満塁本塁打が出ます。さらに9回にも2点を加えて計10点。一方、レイボーン投手はスワローズ打線を5安打2四死球に抑え、来日初勝利を完封で飾っています。観客数は1万4千2百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは内海投手と三浦投手が先発。3対0から6回に読売が追いつきますが、直後に佐伯選手に勝ち越しソロが出てこれが決勝点に。最後はクルーン投手が抑え、4対3でベイスターズが勝ちました。観客数は4万2千2百人ほどでした。

2005年08月10日 23:52