2005年08月03日

3試合連続二桁得点で3連勝

[ 野球 ]

 今日はマリンスタジアムでマリーンズ対イーグルス戦を観戦しました。先発は久保投手と岩隈投手。岩隈投手は開幕戦以来のマリンスタジアムの登板で、その時も観戦してマリーンズが負けています。
 一方の久保投手もこれまでイーグルス2戦2勝で無失点です。しかし今日は立ち上がり、簡単に二死を取るものの、そこから四球と二塁打でピンチを作り、鷹野選手の2点適時打で先制されます。その裏、マリーンズは1死から昨日久々の安打が出た西岡選手が内野安打で出塁してすかさず盗塁します。そして2死からフランコ選手が一塁ゴロを打ちますが、これを一塁手がトンネルして意外な形で1点を返します。これに岩隈投手は気落ちしたか、今季初の五番の橋本選手、さらには昨日大当たりの今江選手が連続適時打を放ち、一気に逆転しました。
 ところが久保投手はまだ安定しません。2回は先頭の益田選手に左翼線に落とされる二塁打を打たれ、2死1・3塁から高須選手に逆転適時打二塁打を打たれてしまいます。

 岩隈投手は2回・3回と制球は良くないのですが、マリーンズ打線を抑えます。ところが4回、先頭の今江選手に初球をぶつけます。続く李選手が左翼線に落とす二塁打で無死2・3塁とし、ここで1週間ぶりスタメンの井上選手が逆転適時打を放ちます。さらに大塚選手の犠打が失策となり、小坂選手が送った後、西岡選手が適時打。この回の安打はいい当たりはありませんでしたが、いずれもいい所に飛びました。ここで岩隈投手は降板となりました。
 二番手は元マリーンズの河本投手。昨年、ファイターズにいた時はいい所で抑えられた記憶がありますが、今日はいきなり福浦選手が犠飛。さらに橋本選手がまたもや適時打を打ち、この回一挙5点。3試合連続の打者一巡を達成しました。
 一方の久保投手は3回以降は見違えるような投球。イーグルス打線を押さえ込みます。7回まで投げて降板しましたが、3回から7回までは1安打1四球でした。一方、打線は6回にも打者9人を送って5得点。これで3試合連続の二桁得点となりました。何でも球団では26年ぶりとのことです。
 その後、7回にも1点追加。一方、継投陣は8回は山崎投手が中軸を簡単に抑えましたが、9回は藤田投手が下位や代打陣相手に2失点。これはちょっと心配です。
 結局、14対6で圧勝で3連勝。3試合とも安打数と得点数があまり変わりのない効率のいい得点で、相手のミスを着実に得点にしています。このあたり、6月前半までの絶好調時に戻ってきている感じです。30日のホークス戦で惨敗後の監督の檄が効果があったのでしょうか。あと、個人的な話ですが、6月7日の勝ち試合を見て以来、マリンでは観戦3連敗中でしたので、約2ヶ月ぶりのマリンでの勝利を観戦する事ができました。なお、観客数は1万7千4百人ほどでした。

 福岡のホークス対ファイターズは和田投手と金村投手が先発。大村選手が先頭打者本塁打を含む2本塁打。松中選手にも36号2ランが出て、5対1でホークスが快勝しました。ただ、今日は指名打者だった城島選手は怪我が治らず、出場選手登録を抹消されるとの事です。観客数は3万2千7百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズは川越投手と松坂投手が先発。初回にカブレラ選手の2ランでライオンズが先制し、6対2で最終回に。ところが、この回から登板の豊田投手がブランボー選手に2ランを打たれて2点差となります。残りは3人で抑えたものの、まだ完全復調ではないのでしょうか。観客数は2万5千6百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対タイガースは三浦投手と福原投手が先発。初回に小池選手の2ランで先制したベイスターズが3回にも小池選手の犠飛で追加点。さらに7回には橋本投手を打ち込んで6対0とします。タイガースも終盤に反撃して9回に金本選手がクルーン投手から適時打を放つなど3点差まで迫りますが、反撃もここまで。これで4連敗となっています。観客数は1万9千5百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対スワローズは朝倉投手とゴンザレス投手が先発。立ち上がりを捕らえて集中打で2点先制したスワローズが7回にも2点を追加します。一方、久々の先発となったゴンザレス投手は6回まで1安打投球。7回に2ランを打たれますが、その後は五十嵐投手・石井投手が抑え、4対2でスワローズが勝ちました。ドラゴンズは11連勝後の連敗です。観客数は3万3千9百人でした。
 広島のカープ対読売はレイボーン投手と高橋尚投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万9千3百人ほどでした。

2005年08月03日 23:41