2005年07月29日

下柳投手、3度目の完封リレー

[ 野球 ]

 甲子園のタイガース対スワローズは下柳投手と川島投手の先発。初回に内野ゴロの間にタイガースが先制します。その後、川島投手は2回から6回までを1安打に抑えますが、下柳投手も6回まで3安打無失点の好投で、スワローズ打線を抑えます。そして7回は藤川投手が抑え、その裏、スワローズの継投陣を攻め、シーツ選手の3ランなどで4点を追加します。こうなるとさすがに「いつものリレー」ではなく、橋本投手・江草投手の「第二必勝リレー」に。「裏」とはいえ、二人とも防御率は2点ちょっとです。結局、4人で完封リレーを達成。下柳投手が先発での「完封」は今季3度目です。観客数は4万7千2百人ほどでした。

 広島のカープ対ベイスターズは黒田投手と土肥投手の先発。序盤から本塁打攻勢をかけたカープが4回までに7対0と大差。ベイスターズも佐伯選手の満塁本塁打で反撃し、9回にもベイル投手から2点を取りますが、序盤の差が大きすぎ、8対6でカープが逃げ切りました。観客数は8千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは工藤投手と川上投手が先発。5回まで両チーム無得点ですが、6回に久々スタメンの大西選手の2点適時打で先制し、7回にはウッズ選手が、そして8回には川上投手にソロが出ます。川上投手は投げては2安打1四球で読売打線を完封。4対0でドラゴンズが勝ち、連勝を9に伸ばしました。観客数は4万2千9百人ほどでした。
 唯一のパリーグとなった所沢のライオンズ対イーグルスは西口投手と山村投手が先発。2回に3安打でライオンズが先制。さらに5回には山村投手のミスにつけこんで1点を追加します。西口投手は7回まで4安打無四球と完封ペースでしたが、8回表にアナウンサー氏が「ノーヒットノーランを2回失敗しているように、ここで『完封』とか言い出すと・・・」と冗談半分で言うと、それに呼応したのか、二塁打3本でイーグルスが2点を返します。しかし、2死2塁で山崎選手という同点機は抑えました。9回は森投手が3人で抑えて結局3対2でライオンズが逃げ切り。山村投手は5安打で4年ぶりの完投をしましたが、惜しくも敗戦投手になっています。観客数は1万4千5百人ほどでした。

2005年07月29日 23:49