2005年05月19日

打線復活でカープを3タテ

[ 野球 ]

 広島のカープ対マリーンズは長谷川投手と久保投手が先発。広島に来て打線がすっかり復調したマリーンズは、初回に中軸の三連打で早くも2点を先制します。一方、先週プロ初敗戦を喫した久保投手ですが、今日は5回まで走者は振り逃げの一人だけ、という完璧に近い投球を見せます。
 そして6回には李選手の二塁打を足がかりに、久保投手もしっかり犠打を決め、小坂選手の2点適時打で中押し、7回にも中軸の連打などで3点を追加し、今日も試合を優位に進めます。
 久保投手は7回裏に「プロ初自責点」となる1点を失いますが、4安打1死球で2度目の完投で3勝目を挙げました。9回には大塚選手と李選手の連続本塁打もあり、9対1でカープを3タテにしています。観客数は1万2百人ほどでした。

 今日はサッカーとの兼ね合いか、この試合の中継だけはスカパーではありませんでした。一方、関東の地上波では福岡ドームを、NHK衛星では甲子園を中継。さらにラジオはNHKを含む4局が福岡ドーム、文化放送が甲子園でした。ちなみに、広島では地上波でこの試合を中継していましたが、千葉での放映はありませんでした。
 ここまでの試合では、スカパーでマリーンズ戦の中継が全てあったので気になりませんでした。しかし、今日のような日に改めて放送状況を見るとやはり変なものだとつくづく思いました。要はパリーグ首位の球団を無視して、セリーグ最下位球団の試合の中継を地上波1局とラジオ4局で同時にやっているわけですから・・・。

 甲子園のタイガース対ライオンズは井川投手と大沼投手が先発。初回に2点を失った井川投手ですが、それ以降は立ち直って追加点は与えません。そして4回に浜中選手の代打2点適時打で逆転したタイガースが5対3で勝ちました。観客数は4万9百人ほどでした。
 札幌ドームのファイターズ対ドラゴンズは金村投手と朝倉投手が先発。2回に先制したファイターズが4回に集中打で3点を追加し、さらに8回には小田選手のダメ押し3ランも出て9対1に。しかし、9回に大差で横山投手を出したら大乱調。本塁打を含む5安打3失点で1死しか奪えずに降板します。しかし、急遽登板の矢野投手が何とか抑え、9対4でファイターズが勝ちました。観客数は1万3千3百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対スワローズは一場投手と川島投手が先発。初回にスワローズが4点を先制。さらに中盤にも追加点を挙げて9点。一方、川島投手は2安打2四球で完封。一場投手は7連敗で先発降格になるようです。観客数は1万3千2百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ベイスターズはパーラ投手と龍太郎投手が先発。序盤から着実に点を取った合併球団が6対1で勝ちました。観客数は1万1千4百人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対読売は星野投手と工藤投手の先発で読売が勝ったようです。二岡選手にランニング本塁打が出たそうです。観客数は3万3千6百人ほどでした。

2005年05月19日 23:31