2005年05月14日

「黒パン」着用も、今季初の三連敗

[ 野球 ]

 仕事でデーゲームは見れませんでした。千葉のマリーンズ対スワローズで、マリーンズは本拠地20試合目でついに「第三のホームユニ」を着用しました。上は昨年のサンデーユニを継承した「ハッピ」と同じなのですが、下が黒いズボンです。先発投手がホームユニを選べるなか、これまでの述べ19人の誰もが選ばなかった「黒パン」がついに登場しました。まあ、マリンで初の連敗をしたためのゲン直しの意味もあったのでしょう。
 公式サイトの写真や、プロ野球ニュースを見たところ、かなり違和感があります。しかし、観戦に行っていた嫁さんによると、「5回くらいで慣れた」との事でした。
 マリーンズの先発はマリン二度目となるセラフィニ投手。ちなみに前回先発時は「ハッピ」でした。一方、スワローズは高井投手が先発。2回に21イニングぶりの得点となるサブロー選手の適時打でマリーンズが先制しますが、岩村選手の二打席連続本塁打でスワローズが逆転。しかしマリーンズも5回裏に1点を返し、1点差とします。
 しかし6回にセラフィニ投手が炎上。自らの失策もあってこの回一挙6点と突き放されます。その後、二番手の高木投手も打たれ、結局11対3で敗れました。11失点は今季最多です。これで今季初の3連敗、一方、スワローズは6連勝となっています。観客数は2万3百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ベイスターズは江尻投手と土肥投手が先発。投手戦となりましたが、数少ない好機を生かして6回に得点したファイターズが1対0で勝利。江尻投手はプロ初完封です。観客数は1万5千6百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対ホークスは山井投手と和田投手が先発。バティスタ選手の2打点でホークスがリードしますが、終盤に追いついたドラゴンズが、最後は井端選手がサヨナラ打を放ち、ドラゴンズが3対2で勝ちました。なお、判定に問題がある場面もあったようです。観客数は3万7千8百人でした。

 甲子園のタイガース対イーグルスは下柳投手とラス投手が先発。初回に高須選手のソロでイーグルスが先制。ラス投手は一昨年は優勝したタイガース相手にそこそこ抑えていた印象がありましたが、3回にタイガースが逆転。タイガース投手陣がイーグルスを4安打無四球の「スミ1」に抑え、5対1で連勝しました。観客数は4万7千2百人ほどでした。
 神戸の合併球団対カープは光原投手とデイビー投手が先発。6回に合併球団が一挙4点を先制しますが、8回にカープが追いつきます。しかし、その裏に阿部真選手の犠飛で勝ち越した合併球団が5対4で勝利。二年目の香月投手がプロ初勝利、昨日昇格して今季初登板で勝利を挙げた大久保投手が今度はセーブを挙げています。観客数は2万4千4百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対読売は河原投手と野間口投手が先発。春先までのチームメートを相手に2回までに読売が5点をとりますが、ライオンズも中村選手・片岡選手・栗山選手らの若手の活躍で4回同点に。さらに5回にも野間口投手をKOしてさらに満塁の好機を作りますが、そこはシコースキー投手に抑えられます。シコースキー投手は7回のフェルナンデス選手との「元マリーンズ対決」も三振に打ち取るなど、8人を完璧に抑えます。
 そしてともに満塁の好機を逃して迎えた11回表、先ほどの満塁で三振した小久保選手が本塁打。これが決勝点となって9対5で読売が勝ちました。観客数は3万5千2百人ほどでした。

2005年05月14日 23:46