2005年04月22日

堀選手の適時打と小野投手の好投で快勝

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズはラス投手と小野投手が先発。マリーンズはセラフィニ投手との入れ替わりで一軍昇格したサブロー選手を即9番右翼の先発起用。さらに、11打数続けて無安打の西岡選手と5試合で1安打の李選手を先発から外しました。
 両投手とも無難な立ち上がりで迎えた3回表、サブロー選手が起用に応えて二塁打で出塁。1・3塁となった後、堀選手の適時打で先制します。
 4回表にイーグルスは2死から酒井選手が安打、そして今日の試合前の行事で息子さんが出ていた斉藤選手が右翼に安打。これをベニー選手がうまく捕球できず三塁打となり同点に追いつかれます。

 しかし5回に先頭の小坂選手が歩くと、堀選手が左翼線を抜く二打席連続の適時打で勝ち越し。さらに堀選手はショートゴロの間に三塁に進む好走塁を見せ、里崎選手の適時打で3点目のホームを踏みます。続く6回にも3打席連続となる適時打を打つなど、今日は3安打3打点の大活躍でした。西岡選手の台頭などで先発出場が減っているのですが、先発すればこれだけの結果を残してくれるのですから、有り難いものです。9回には寒い宮城で動きが鈍っていた(?)ベニー選手に適時打が出て、5点目を挙げました。
 小野投手は勝ち越した5回以降は失策1のみで後は走者を出さない投球。イーグルス打線の淡白な打撃にも助けられ、4安打2四球1失点で、プロ40勝目を2年ぶりの完投で飾りました。また、この試合で、地元出身の小坂選手が通算千試合出場を達成しています。観客数は8889人でした。

 所沢のライオンズ対ホークスは松坂投手と和田投手が先発。前回のこの二人の対決の時は、序盤で和田投手が崩れて一方的になったのですが、今日は投手戦に。5回までともに2安打無失点だったのですが、6回にバティスタ選手のソロが出てホークスが先制。続く7回にもホークスが追加点を挙げます。一方、和田投手は8回を4安打2四球で無失点。9回には三瀬投手が10球で片付けて完封リレーとなりました。和田投手は3勝目、三瀬投手は早くも10セーブ目です。松坂投手は2試合続けての2失点完投負けとなりました。今季防御率2.03ながら1勝3敗ですから、いかに援護に恵まれていないか分かります。観客数は1万7百人ほど。平日の所沢での1万人越えは今季初ではないでしょうか。

 横浜のベイスターズ対タイガースは三浦投手と安藤投手が先発。初回にタイガースが先制しますが、その後は三浦投手に抑えられます。一方、安藤投手も好投しますが、4回に追いつかれ、6回には多村選手に勝ち越し2ランが出ます。三浦投手にとっては今季4試合目にして初めて味方が3点取った試合でした。その援護に恵まれ(?)た三浦投手は7安打1四球1失点で今季初勝利を完投で飾っています。観客数は1万3千9百人ほどでした。なお、昨日3度目のサヨナラ負けを喫した佐々木投手が登録抹消されています。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対読売は、怪我が治って一軍復帰した川上投手と後藤光貴投手が先発。2回にドラゴンズが5安打で4点を取り、早々と後藤光投手をKOします。その後、両チーム1点ずつ取り合って迎えた9回表、川上投手はあっさり2死を取りますが、そこから二塁打と四球を出します。急遽、岩瀬投手が登板しますが、内野安打で満塁にした後、押し出しの四球を出し、2点目でなお満塁。一発出れば逆転の危機を迎えますが、江藤選手を打ちとり、逃げ切りました。観客数は3万2千4百人でした。

2005年04月22日 23:16