2005年04月18日

中盤の大量点で大敗

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズ戦は江尻投手と小林宏之投手が先発。先週のこのカードでは2安打1失点で完投勝ちだった小林宏投手ですが、今日は立ち上がりはよかったものの、3回に内野安打をきっかけに、新庄選手の適時打で先制され、続く小田選手にも長打を打たれて2点を失います。
 一方、江尻投手は前回のライオンズ戦で大量点を貰いながら勝ち投手になれなかったのですが、今日は絶好調。6回までマリーンズ打線を福浦選手の1安打と橋本選手の2四球のみに抑えます。
 2点差なら一つの好機で逆転できるだろう、と思って見ていたのですが、6回裏に先頭の小笠原選手を四球で出したあと、セギノール選手・木元選手がたて続けにフェンス直撃の適時二塁打を打ち、2点を追加されます。ここで小林宏投手は降板したのですが、二番手の山北投手・三番手の山崎投手がともに大炎上、アウト一つも取れず、押し出しや新庄選手の3ランなどで6点を追加され、この回一挙8失点となっていました。金曜日にも書きましたが、リードされてから出てくる中継ぎ陣にはどうも問題があります。特にこの両投手は入替の可能性が高そうです。
 しかし、四番手で登板した高木投手は先頭打者を歩かせたものの、続く小笠原選手を併殺に打ち取り、7・8回も三人ずつで抑えるなど好投。大差での登板とはいえ、価値ある投球だったのではないでしょうか。

 打線のほうは、7回に大量点差で気が緩んだ(?)江尻投手からフランコ選手と渡辺正選手の適時打で3点を返し、9回にはマイケル投手から李選手が15打席ぶりの安打となるソロをライトスタンド上段に叩き込みましたが、いかんせん6回の大量失点が大きすぎ、10対4で敗れました。今季19試合目で初の二桁失点です。これでファイターズは6連勝となりました。観客数は1万2千7百人ほどでした。
 ところで、昨日も書きましたが、マリーンズは福岡から、ファイターズも東京からともに移動日なしで札幌に来たわけです。ところが、今日からの2連戦が終わると、マリーンズは2日、ファイターズに至っては3日間もゲームがありません。札幌ドームのサイトを見ても水曜日に行事は入っていません。ならば、今日を移動日にして火・水で試合ができないものなのでしょうか。何か事情があるのかもしれませんが、ちょっと変な日程です。

 福岡ドームのホークス対合併球団は杉内投手とケビン投手が先発。序盤はともに満塁の好機を作りますが得点できず、だんだんと投手戦に。そして0対0でむかえた7回裏にズレータ選手が先制ソロ、さらに8回にはバティスタ選手にも1発が出ます。このバティスタ選手の本塁打はパリーグ通算4万本目とのことでした。
 杉内投手は7回2/3を無失点に抑え、これで16回2/3イニング連続無失点となりました。さらに吉武投手・三瀬投手を投入して完封リレーとなっています。なお、ヒーローインタビューでズレータ選手は、締めの「福岡、最高バイ」を観客と一緒に唱和する、という新演出を開発していました。観客数は2万4千3百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは帆足投手と一場投手が先発。初回にイーグルスが先制しますが、2回に追いついたライオンズが3回にフェルナンデス選手の3ランで逆転します。その後、両チームが1点ずつとって9回表に。ライオンズは当然豊田投手ですが、1死後連打で1・2塁とされ、さらに斉藤選手の内野安打に失策が重なって1点返し、さらに2死2・3塁とします。しかし反撃はここまでで、ライオンズが5対3で勝ちました。観客数は9千4百人ほどでした。
 なお、今日の三試合は全て3時間以内という比較的短い試合時間でした。

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2005年04月18日 23:32