2005年04月01日

セリーグ開幕直前に見た奇妙なポスター

[ 野球 ]

 パリーグの明日の予告先発は千葉のマリーンズ対ホークスが清水直投手対和田投手の「開幕投手対決」です。一方、注目の地元初試合となる仙台のイーグルス対ライオンズは岩隈投手対岡本投手。松坂投手との「エース対決」にはなりませんでした。また、札幌のファイターズ対合併球団もミラバル投手に対して、新人でプロ初登板の光原投手という組み合わせです。ライオンズの岡本投手は昨年何度か先発しましたが、1勝で防御率は9点台。イーグルスとしては絶対に負けられない試合と言えそうです。
 さて、パに一週間遅れて明日よりセリーグも開幕します。タイガースは井川投手のオープン戦での不振・鳥谷選手に遊撃手をやらせるためのコンバート・檜山選手とスペンサー選手の起用法など、不安要因が豊富にあるのですが、果たしてどうなるのでしょうか。

 ところで、昨日あたりから総武線の車内には日本TVの読売戦の宣伝中吊りが出ています。同じものが、読売新聞の折込広告にも「4面分見開き」という大面積で掲載していました。左上に「ゼロから」と書かれていますが、真ん中には上原投手や清原選手など、逆指名入団や元他球団の四番ばかり6人が出ています。そして右側に放映日時と「GIANTS vs CARP」という文字があり、その下に「本当の野球だけを」「一球の緊張感」という宣伝文句があります。
 大金を投じて(うち一人は不可解な「無償トレード」ですが)かき集めた選手ばかり出して「ゼロから」と書かれても、何が言いたいのかわかりません。それに、わざわざ通常の新聞見開きの倍という大面積なのですから、それを生かすべく選手はもちろん、監督・コーチ・裏方さんを載せればいいと思うのですが・・・。ついでに言うと、本塁打が売りの球団なのに、昨年の本塁打王のローズ選手がいない、というのもまたこの球団ならびにTV局の「らしさ」が出ています。
 あと、「本当の野球だけを」というのはどういう意味なのでしょうか。この局が中継するのは、95%以上が読売球団の試合です。他の球団同士の試合などはまず放映しません。たとえ、白熱した優勝争いの一方で、読売が消化試合をやっていてもです。
 だいたい、正しいルールでやっていればたとえ草野球でも「本当の野球」です。にも関わらず、特定球団の試合ばかり中継して「本当の野球」と書くとは、いったい何が言いたいのかわかりません。
 見る前から、今年の中継の質がある程度見当がつく、素晴らしいポスターでした。

2005年04月01日 00:06