2005年03月30日

今季初連勝

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズ戦はユウキ投手と小野投手が先発。ユウキ投手は2002年以来の一軍登板ですが、その2002年秋にはマリーンズに連続完封勝ちしており、対マリーンズ戦は20イニング連続無失点中との事です。
 2年たってもその相性は健在のようで、最初の一巡を完璧に抑えられます。続く4回には二死から福浦選手・ベニー選手が連打したものの後続が倒れ、6回まで2安打1四球。対ユウキ投手の無得点記録を26イニングにまで伸ばしてしまいます。
 一方、小野投手は3回に平野選手の適時打で先制されますが、後は無失点に抑える好投。投手戦のまま終盤に入ります。
 そして7回、先頭の福浦選手がレフトを抜く二塁打。5試合目にして今季初の二塁打が出ました。さらに1死後にフランコ選手がバックスクリーン右に飛び込む逆転2ランを放ちます。さらに8回には二番手の山本省投手に対し、1死1塁から福浦選手が今度は一塁線を抜く適時二塁打。これで3点目、福浦選手は今季初の猛打賞となりました。
 小野投手は7回を4安打2四球1失点、続く8回には藤田投手が三人で抑えてホールドを挙げます。

 そして9回裏、昨日に続いて小林雅英投手が登板します。先頭のブランボー選手、続く北川選手を簡単に内野ゴロに打ち取り、「今日は安心して見ていられる」と思ったのですが、続く後藤選手に初球を二塁打されます。次の塩谷選手には低めを振らせてあっさりとツーナッシングに。「今度こそ終わりだ」と思ったら、5球目をライト前に適時打されてしまいます。これで一点差となり、続く打者は当たっている早川選手。そして得意の「たたきつけるゴロ」を二塁ベース脇に打たれます。これが走者なしでしたら確実に内野安打でしたが、幸い、一塁走者がいたために二塁で封殺。これで試合終了となりました。
 結局、ブランボー・北川・早川の三選手を内野ゴロに抑えてセーブという、昨日と全く同じアウトの取り方でした。言い換えると、その三人以外には被打率10割なわけです。まだまだ本調子ではないようで、ちょっと不安です。
 とにもかくにも、今季初の連勝で、白星先行となりました。なお、観客数は1万4百人ほどでした。

 札幌ドームのファイターズ対ライオンズ戦は江尻投手と石井貴選手が先発。ファイターズが序盤に3点を取りますが、中盤にライオンズが3点取り返して同点に。その後は、ともに救援陣が好投。新庄選手の好守もあり、同点で最終回を迎えます。そして前回から登板の大沼投手から1死後新庄選手が二塁打。続く代打の島田選手がフェンス直撃のサヨナラ打を放ち、ファイターズが連勝しました。観客数は1万3千5百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対イーグルスは星野投手と矢野投手が先発。両投手とも好投しますが、4回にバティスタ選手に来日初本塁打が出てホークスが先制します。その後も投手戦が続きましたが、7回に二番手の金田投手と三番手のマイエット投手を打ち込んで一挙7点。一方、ホークス救援陣は中盤以降イーグルスを2安打に抑え、8対0で終わってみれば圧勝でした。これでホークスは開幕5連勝となりました。なお、ヒーローインタビューでのバティスタ選手の最初の一言は「超きもちいい」でした。あと、観客数は2万5千5百人ほどでした。
 一方、イーグルスは4連敗。しかし、この「開幕でマリーンズと1勝1敗、続くホークスに3タテ」というのは、昨年のライオンズと同じです。そう考えればまだまだなので、とりあえず、明後日からの地元開幕シリーズは頑張ってほしいものです。

2005年03月30日 23:55