2009年08月25日

大嶺投手、完投で本拠地初勝利

 千葉で行なわれた、千葉-福岡は大嶺投手と高橋秀投手が先発。清水直行投手が首痛で登録抹消となり、大嶺投手に久々の一軍登板が廻ってきました。また、肉離れで離脱していた今江選手が一軍復帰し、九番三塁でスタメンに。また、井口選手も五番二塁でスタメン復帰し、好調の早坂選手は二番中堅でした。
 大嶺投手は立ち上がり、いきなり先頭打者を歩かせ、盗塁と犠打で三塁に進まれて、オーティズ選手の適時打で先制されます。
 しかしその裏、西岡選手が初球を右翼席に叩き込み、すかさず追いつくと、2死1塁から井口選手の左中間を抜く適時二塁打で逆転に成功します。

 援護をもらった大嶺投手ですが、直後の2回表、先頭打者に二塁打されると、続く田上選手の適時打で、即座に追いつかれます。しかし、後続は断ち、逆転は許しません。
 するとその裏、この回先頭の里崎選手が右翼ポール際に9号ソロを放ち、またもや勝ち越しに成功します。
 立ち上がりの投球を見るとどうなるか分からなかった大嶺投手ですが、3回以降は立ち直り、2イニングを無走者に抑えます。
 一方、福岡は早々と高橋秀投手をあきらめ、3回からは陽投手を起用。しかしこれが失敗で、3回こそ三人で抑えたものの、4回は四球三つで二死満塁と好機を貰います。
 ここで西岡選手の打球は右翼線に上がります。三人の野手が追いますが、そのちょうど中間点かつ右翼線ギリギリに落ち、2点適時二塁打に。さらに続く早坂選手が2点適時打を放ち、一挙に4点を追加します。
 さらに続く5回も、失策と四球で2死1・2塁とすると、福浦選手の適時打、さらには今江選手の2点適時三塁打でさらに3点を追加。10対2と大差になりました。
 大量援護を貰った大嶺投手は、さらに安定した投球を続けます。安打こそは許しますが、その後を締め、2失点のまま、最終回のマウンドに上がります。
 そして簡単に2死を取りますが、そこから連打で2・3塁とすると、さらに連続適時打で3点を失います。
 しかし、大量援護が大きく、そのまま続投し、最後は右飛で試合終了。相手に二桁安打を許しながら、こちらは8安打で10点と効率のいい攻撃で勝ち、連敗を止めています。観客数は1万5千2百人ほどでした。

2009年08月25日 23:31