2009年06月08日

情報と認識と記憶

 職場で弁当を食べていたら、「W杯、決まりましたね」と声をかけられました。言われて初めて、昨日のmixiニュースにそんな記事が載っていて、何千ものコメントがついていた事を思い出しました。
 他にも、Googleニュースも目は通しているので、昨日の間に、「W杯出場」のニュースは何度となく目にしているはずです。しかしながら、自分の頭に情報として認識はされていませんでした。
 などと言うと、単にサッカーに興味がないだけだろう、と思うかもしれません。しかし、今年からJ2の愛媛FCをささやかながら応援するようにしており、試合中はネット速報をのぞいていますし、速報携帯メールも登録しています。

 また、「アンチ日本代表」でW杯がらみのニュースを本能的に遮断しているわけでもありません。世間一般の平均から比べれば、かなり関心が低い部類に属すると思います。しかしながら、16年前の「ドーハの悲劇」や、12年前の「野人・岡野選手の活躍」は記憶に残っています。にも関わらず、一昨晩の結果が記憶に残らなかったのですから不思議なものです。
 まあ、日本サッカーが強くなるにつれ、「W杯に出ること」の価値が下がり、それに伴ってニュースの取り上げ方も小さくなっています。そのため、「ベタ記事の一つ」と認識してしまったのかもしれません。
 なお、話しかけた人に対し、ある程度話を合わせたり愛媛FCの話をしたら、そこそこサッカーを知っていると思われたのか、「好きな海外チーム」を尋ねられました。咄嗟に知ったかぶって「バルセロナ」と答えて納得されましたが、誰か選手を知っているわけではありません。
 ではなぜその名前が出たかというと、先日、何かの大会で勝ち上がったニュースを見たとき、「ストIIのバルログの故郷か。ゴールに登ってバルセロナアタックやる選手とかいないのかな」などとしょうもない事を考えたため、記憶に止まっただけでした。さすがに理由を尋ねられた時、それを言うことはできませんでしたが・・・。

2009年06月08日 22:28