2008年02月12日

心に残る一小節

 しばらく前に、同じ靴を二足新調しました。試し履きした時はかなり余裕があったように思えたのですが、実際に履いてみると、どうも足にあっていないようで、靴擦れになってしまいました。しかも、なぜか被害が生じたのが「右足親指の付け根」という奇妙な状態になっており、他は無事なのに、そこだけ傷跡になっています。
 まあ、靴擦れしやすいのは幼少時からの体質なので仕方ありません。そして、この症状で足が痛くなるたびに、20年ほど前に流行した、南野陽子さんが唄った「楽園のドア」という歌を思い出します。

 この歌、サビの部分に「新しい靴は少しぎこちなくて、かすかな痛みともなうけど、一歩ずつ履きならしていく」という一節があります。当時の事は良く覚えていませんが、おそらくはこの曲を聴いた時も、靴擦れで悩んでいたのかもしれません。
 そして、今のように靴擦れが痛いときは、「一歩ずつ履きならせばやがて」と思うようにしています。そう考えると、私はこの曲に20年以上も元気づけられている事になります。ただ、この一節以外の歌詞はその直前の「楽園のドアあけるの」とおいう所を除くと、何一つ覚えていません。したがって、私にとっては「心に残る曲」でなく「心に残る一小節」という存在に止まっています。
 とはいえ、20年以上も心に焼き付いているのですから、大したものです。今後も、靴擦れの時は「応援一小節」として活用させていただこうと思っています。まあ、本来ならそれ以前の問題として、もっと正しい靴の選び方を身につけるべきなのでしょうが・・・。

2008年02月12日 23:49