2008年02月04日

二年前の記憶

 雑誌を読んでいたら、「二年前に13日間意識不明となり、その間のみならず、数ヶ月分の記憶が消えてしまった」という、自分と同年齢の人による投書が載っていました。
 それは大変だな、と思いつつ、そういえば、同じ年齢である自分の二年前の記憶はどんなものだろうか、と振り返ってみました。とりあえず、月末に北海道へ旅行したことは覚えていました。あと、毎年二月の恒例行事であるので、相方の里帰りにつきあって松山に行ったのも覚えています。とはいえ、松山でどこに行ったかはすぐには思い出せませんでした。

 この時期は、前の職場を辞めるかどうか、かなり悩んでいました。しかしながら、それについても、当時の上司と東京駅近くの中華料理店で食事をしながら相談した、というくらいしか覚えていません。
 いろいろな意味で、かなり動きのあった月であるにも関わらず、ほとんど記憶がないわけです。人間の記憶容量に限界があるから仕方ないとはいえ、ちょっと空しさみたいなものを感じました。
 ただ、自分の場合、このサイトにそれらの事を日記や旅行記の形で記載しています。したがって、それを読めば、当時の自分の事を知ることはできます。そう考えると、このサイトは自分の外部記憶装置的な役割もしている、という事に気づきました。そういう意味では収穫のあった、「二年前の記憶探索」でした。

2008年02月04日 23:49