2007年11月20日

ベストナインなど発表

[ 野球 ]

 セパ両リーグのベストナインなどが発表されました。先日発表されたゴールデングラブでは五人を輩出したマリーンズですが、ベストナインは里崎選手とTSUYOSHI選手(いずれもゴールデングラブと同時受賞)の二人だけでした。今年のマリーンズは守備のチームだった、という事でしょうか。
 セリーグは日本一のドラゴンズ・「リーグ優勝」の読売・最下位のスワローズで分け合う、というやや奇妙な結果に。ゴールデングラブではドラゴンズが五人と過半数を占めていましたが、やや違和感がありました。ちなみにセリーグ三位のタイガースは、ベストナイン・ゴールデングラブをあわせ、今季限りでの退団が決まっているシーツ選手ゴールデングラブのみ、という結果に。同様にパリーグ三位のホークスも、両賞あわせ、大村選手がベストナインに選出されたのみ、という結果になりました。

 MVPも、セリーグは「リーグ優勝」を優先し、投票のほとんどは読売の選手に集まっていました。今年については、クライマックスシリーズを含めてのペナントレースだと思うので、これにも違和感がありました。
 あと、表彰イベントを見ていたのですが、五輪日本代表チームの壮行会と兼ねており、プレゼンターも五輪チームの監督・コーチが務めていました。
 あと、ベストナインの選手にくっついて歩く役として、ジュニアホークスの選手がユニフォームを着て出ていました。開催地の地元とはいえ、特定球団のユニフォームを着た少年達が、ベストナイン選出者と歩く、というのもこれまた奇妙なものでした。「子供」を強調する事自体好きではないのですが、せめて制服を着せるわけにはいかなかったのだろうか、と大いに疑問を感じました。
 というわけで、セリーグの選考結果といい、表彰式の運営といい、違和感ばかり残った「プロ野球コンベンション」でした。

2007年11月20日 23:33